40 > 14. 手紙

 曳出しを片付けていたら、変色したルーズリーフの切れ端が出てきた。
「ずっと友達でいようね」
 懐かしい字。でも、誰のだか思い出せない。(64字)

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 今でも中高生はルーズリーフを使ってるんでしょうか。
 今日はものすっっごく店が暇です……。

40 > 02. 嘘

「騙されたと思って外見なよ。俺、いるから」
 受話器を持ったまま半信半疑で窓をあけると、いつの間に咲いたのか、桜の花が夜空に白かった。(65字)

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 エイプリル・フールなのでこのテーマで更新したくて、まったく何も思い浮かばない状態でうんうん唸って無理やり書きました。
 うちの前にすごくきれいに咲く桜があって、夜、帰宅するとき見上げていつもはっ、とします。

 横浜FC対名古屋グランパスのホームゲームを観てきたのですが、三ツ沢公園も桜が満開でした。あったかかったし天気も好かったし、最高でした……勝ってさえいれば……

40 > 33. 好き

 あんまりヘコんでるから、「いいじゃないですか私先輩のそのばかなところも大好きですよ」ってついつるっと言ってしまった。ばかは私だ。(64字)

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 ……で、告白しよう! と構えると言えなくなってしまうのに、何でもないときにはするっと言ってしまったりするのが「好き」という台詞じゃないかと思うのですが、どうでしょう。

 今回、アップロードする直前に急に気が変わっていっこ没にしてるんですが、……その書き直しをしていた数時間のあいだに私の「好き」が大きく揺らぐ出来事(大したことではないです)があり、複雑な気分です。好きになったらもう全肯定でたいがい盲目なほうなんですが、そんな私でも「好き」という感情はとてももろいと思い知らされた。
 朝、頭のなかで65文字を組み立てていたときは、「好き」なことが嬉しくてうきうきだったのですが、今は途方に暮れているので(苦笑)よくこんな脳天気な文章考えついたなあ……と他人事のように思いながらアップロードしています……

40 > 01. 告白

 辛抱強く私の言葉を待っている視線から逃れて俯く。口の中が乾いて声が出ない。テレパシストになりたいなとか、場違いなことを考えている。(65字)

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 告白にも色々ありますが、勇気が必要という部分は共通かなあ、と。
 言っちゃえば楽にはなれるんだろうけど……なかなかねえ。

40 > 23. 彼と彼女

 時折顔を見合わせて、困ったように笑いあうのが初々しい。雛人形のような花嫁と花婿の周りは、大輪の花が咲いたようにぽっかりと明るい。(64字)

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 お人形みたいにかわいい新婦とその隣でデレデレの新郎を見ているだけでしあわせになりました。
 結婚式っていいもんだなと思いましたよ。しあわせのおすそわけしてもらった週末でした。
 Y君、ふーちゃん、おしあわせに!

40 > 29. 感謝

 登下校のたび校舎に一礼するのが煩わしかった。それも今日が最後だと思うと妙に切なくて、思いきり深くお辞儀をした。
 お世話になりました。(65字)

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 母校……ではなくて、近くにあったお嬢さま校でそういう慣習があると聞いて。
 むしろ「卒業」だったかな?

40 > 39. 欲

 2階D47って、ほんとにFC優先チケットかこれ? ひとしきり落胆して、ふと思う。
 この前まで会場に入れるだけで舞い上がってたのにな。(64字)

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 欲望にはキリがない。

 字数の感覚に慣れてきました。
 楽しいな、これ。

40 > 40. 贈り物

 角をとって。線をきっちりつけて。
 教わったとおりに包装紙を折る。あの人は本当にギフトラッピングが上手だった。才能と言っていい位に。(64字)

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「gift」という単語を「才能」という意味で使うことが自分内で流行っている(?)ので。確かに神様からの贈り物ですよね。
 そして私はギフトラッピングに直面するたび販売員を辞めようと思います……。すごく根気よく教えてもらって、ようやく図書カードの包装は人並みに出来るようになりました。

 センター街のHMVにいます。店内のカフェで書いています。アボガドとトマトとチキンのラップをアボガドにつられて注文したら、圧倒的にチキンで失敗しました……。
 今日はこれから六本木で高校の同級生の結婚式二次会です。

40 > 13. 女と女

 人違いかと思った。鮮やかなメイクに個性的な服、何よりあんな風に大口をあけて笑う彼女を、初めて見た。
 隣にいる女友達に、少し嫉妬した。(65字)

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 女の子と会うときのほうがお洒落はがんばりますよね。

40 > 31. やわらかさ

 枕元の水薬をさぐった手に、ふにゃりと猫がふれた。そっと撫でると、ひくく喉をならして少し体をのばし、すぐにまた丸まった。暖かい。(63字)

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 という訳で早速スタートです。