第25回文学フリマ東京 ありがとうございました

 あっという間に12月になってしまいました。文学フリマ東京、お疲れさまでした!
 朝は土砂降りでしたが午後にはお天気も回復し、新刊『Wedding Invitation』もおかげさまでたくさんのかたに手にとっていただけました。遊びに来てくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます!
 その場で売り子を頼まれてくれたういのさんにもとても感謝しています……助かりました……!

 

ポスター

 

卓上のようす

 

 入手した本はこちら。

 

『青ではじまる』(雨宮真由)
『俺にとっての/絹子さん』(雨宮真由)
『陰の薄いあのコの影になれたら』(郁菱万)
『花を捧ぐ』(磯崎愛)
『かみばん べんぜんかん』(うさうらら編)
『海柘榴』(花うさぎ)
『Solid Situation Poems』(稀人舎)
『万年詩』(そらしといろ)
『針葉樹林の怪獣』(沙世子)
『ヴァーチャル・リアリティー・ボックス』(穂崎円)
『見えない聞こえない曲がりにくい』(わたりさえこ/津和野ヒトリ)
(順不同・敬称略)

 

 お隣のブースだった「万妖衆」さんは発行物(印刷屋さんで印刷された、わりと薄くない本)を気前よくすべて無料配布しておられ、私も一冊頂いてしまいました。それが『陰の薄いあのコの影になれたら』です。


 イベント後はコミティアに参加されていたあずみさんと合流し、表参道のレストランで打ち上げしました。何から何まで楽しい一日だった……
『Wedding Invitation』の次回の頒布は年明け、文学フリマ京都を予定しています。【冬青】さまのブースです。ちゃっかりついて行くことにしたので私もそのへんにいると思います(笑)
 また、冬青さまのBOOTHで通販も受付中です。『消滅可能性私達』も合わせてお求めになれるので、なかなかイベントに足を運ぶのが難しい……というかたはぜひご利用いただければと思います。年内は15日でいったん窓口が閉まるとのことです。
(痛覚もBOOTHを準備中なのでオープンしたらお知らせいたします、少々お待ちくださいませ)

 

『Wedding Invitation』をつくって、私の関心はやはり「女のひとが、女のひとと生きてゆくこと」にあり、書きたいこともそれなのだなあ、とあらためて思いました。なんだろう、私自身に多少アセクシャル寄りなところがあり、性愛全般への指向が弱いせいか「同性愛もの」とも言い切れなくて、「友愛で結ばれること」と言ったほうが正確なのかも知れないのだけれど、「友愛」ならば性別はそれこそなんでもよいわけで、しかし実際にお話をつくって作文するとなると女のひとを書きたくなり、書いてしまいます。
 今回の合同誌でも、私が書いた話は「女の子と女の子が」というよりは「友だちどうし」、恋愛というよりは友愛に近い絆のふたりが結婚するとしたら……というほうに重心がかかっていると思いますが、じゃあ女の子でなくても成立する話なのか、と問われるとやはり、うーん……という感じです。

 

 さらっと書きましたが「私はアセクシャル(の傾向がある)」ということは二十歳ぐらいのころから気づいていたにもかかわらず、最近ようやく親しいひとに「アセクシャル」という言葉を使って話せるようになり(そして「えっ知ってたけど……」と言われる……)こうして文字にして書くのは初めてではないかと思います。
 もっとはやくこのあたりのことを受け容れられていたら、人生がまた違ったのだろうか、などとつい思ってしまうのだけれど、こういうときにいつも戻ってしまう分岐点に現在進行形で立っていた、その当時にはできなかったことで、だからこそ現在があるのですよね。わかってはいる。
 わかっているけれど、二十歳の私に「アセクシャル」という概念を教えてくれたひとには、あまりにも聞く耳を持てなかったことを謝りたい、とずっと思っています。ほんとうに申し訳なく思う。

 

 ……などと言いつつ、次に作る個人誌は男のひとの話が多めかも知れません。いやそんなことないか? 女の子も出てくるかな? 『ロータス』にも名前だけ登場していたCanaanというヴィジュアル系バンドに纏わる短篇集を予定しています。
 これをまとめ終わるとほんとうに現時点の自分の決算が終わって、まっさらになるはずなので、頑張りたい。

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