コミティア117ありがとうございました&第4回文学フリマ大阪委託のお知らせ

 先月のコミティアで無事Wilhelminaの新作『姫君の匣』を発行・頒布することができました。スペースにお越しくださったかた、お手にとってくださったかた、ほんとうにありがとうございました!
 今後の頒布は秋の文学フリマ東京、また通販も予定しておりますので、引きつづきチェックしていただけると幸いです。

 

 Wilhelminaのアンソロジーはありがたいことにわりとよくお褒めいただいています。犬塚さん、穂崎さんに加えて素敵なゲスト様もお招きして、毎回尊敬する書き手のかたとつくっているので、編集責任者的なことをやらせてもらっている私から見てもいつも最高だなと心から思うのですが、同時に書き手のひとりとしては結構なプレッシャーで「つらい……書けない……むり……次からは編集に専念する……」と『el』のときも思い、今回の『姫君の匣』でも思いました。
 2016年は活動ペースを落とし、イベント参加も上半期はお休みして『姫君の匣』に専念できたのでわりと余裕があったのですが、思えばミーナの本をつくっているときって毎回ハードな状況だったな……としみじみ振り返ってしまいました。自業自得だけど安定した住環境でつくった本がない……もう一回やれって言われてもたぶんできない……。
 でも自分ひとりだったらきっと一文字も書いていなかったようなときに、たいした枚数でなくともなんとかかんとか書いていた、ということは大きい。ミーナの本もそうだし、お手伝いさせてもらったりおじゃましたりした幾つかのアンソロジーもですが、これに参加したんですよ! と胸を張れる本に関わっていられたことが、ずいぶん支えになっているなあとしみじみ思います。自分が書いたもののクオリティはさておき(遠い目)

 

 おじゃました素晴らしいご本といえば5月に発行された『THERE'S A VISION』ですが、そのすぐあとでの吉良さんの訃報にはほんとうにショックを受けました。先日「かたみわけ」が行われたサンシャイン劇場のロビーで献音してきましたが、それでもまだ実感はあまりないというのが正直なところです……。
 自分でCDを買って自発的に音楽を聴きはじめたほんとうに初期のころ、中学生のころに出会って繰り返し聴いたのがZABADAKでした。ZABADAKをイメージソースにして何か書いてみたいという思いはずっとあり、それをやはりいつかは扱いたかった「飛ぶ夢」の主題で果たすことができて、それもあんなに豪華なコンピレーション本で……すべてが奇跡のようなタイミングだったとしか思えない。今はもう、どうしたって今年の春と同じ気持ちでは書けないので、ほんとうに参加させていただけてよかったという思いを繰り返し噛み締めています。

 

 前置きが長くなりすぎてしまいましたが、文学フリマ大阪で[冬青]さまに『el』と『ロータス』を委託していただきます。(北海道コミティア、夏コミでもお預かりいただいていたのですがこちらできちんとした告知ができず申し訳ありませんでした……ありがとうございます……)

 

9月18日(日) A-03「冬青」

 

 お品書きはこちらです!
 冬青さまブースでは『THERE'S A VISION』もぜひお手にとっていただきたいですし、あずみさんの新刊『消滅可能性私達』も楽しみです。表題作の「消滅可能性私達」は昨年発行した短歌中心百合アンソロジー『きみとダンスを』にご寄稿いただいた掌編の再録とのことですが、もうほんとうに素晴らしいお話なので『きみとダンスを』は気になっていたけど買い逃してしまった……という方はこの機会に絶対に! お読みいただきたい!

 

 そのほか、以下のご本におじゃまして書かせていただいています。

 

『庫内灯』庫内灯 E-37
『兼ネル』チェンジリング E-39
『花と蜜と女装男子』1103号室。 B-14

 

 ほかにも何だか気になるご本の情報がたくさんツイッターに流れてきて羨ましい……私もお買い物しに行きたい……
 当日、現地に行かれるみなさまどうか楽しんでいらしてください!

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