参加アンソロジーのご紹介『兼ネル』『共有結晶 Vol.3』

 今日はいよいよ文学フリマで発行になる大型アンソロジー二点のご紹介です。

 まず、性別越境アンソロジー『兼ネル』。
 サンプルが上がっていますが、漫画、小説、短歌、評論、レビューといったさまざまな形式で「性別越境」「演じるということ」が取り上げられています。内容もカストラート、タカラジェンヌ、羽生結弦、コスプレ、オメガバース、キリスト、男性の妊娠、異性装、男の娘などなどものすごく多彩です。
 私は「中性の声、無性の声」というタイトルで架空の音楽雑誌の記事で参加しています。「生まれながらの性別と、装いの性別と、声の性別を自在に組み合わせた華麗なパフォーマンスでリスナーを撹乱する猯樟雫駘瓩焚里ぜ蠅集うレーベル〈アイコノクラスタ〉」の特集という形式で、あえて「中性」であろうとするミュージシャンのインタビューとライヴレポートの二本立ての構成です。架空の記事、というかなり変則的な文章で、私自身もはじめての試みなんですが……受け容れてくださった『兼ネル』編集チームのみなさまの懐の深さにはほんとうに感謝しております……
 あと、SHAZNAの「Melty Love」PVについて、あのIZAMはいったい何者なのか、というところでレビューを書かせていただきました。ちなみに該当のPVはこれ。


 11月23日(明日だ!)のコミティア110&X4でも【つ29b あまりもの】さんと【X305 おがわさとし雑貨店】さんで頒布されるとのことです。
 文学フリマではFホール カ39空際さんでお求めになれます!

 そしてBL短歌合同誌『共有結晶 Vol.3』です!
 第三号の特集は二本立てで、第一特集は〈悪の短歌〉。「悪」の題詠と短歌の解凍を、「悪」にふさわしい攻撃的なヴィジュアルで見せます。市販の文芸誌にもないようなものすごくかっこいい誌面です!
 第二特集は〈黄昏の伴走者 藤原龍一郎インタビュー〉(この特集タイトルが最高に好き……)。かつてあのJUNEに「黄昏詞華館」という詩歌の投稿コーナーがありました(これについては『共有結晶』第二号で照井セイさんが取り上げておられます)。その選者をなさっていた藤原龍一郎氏にインタビューを行い、当時の「JUNE」的世界観の短歌についてお話していただきました。これは短歌という領域にとどまらず「JUNE・やおい・BL」という領域を考えるためにとても価値のある記事だと思います。
 また、ものすごくかっこよくて妄想せずにはいられない藤原龍一郎氏の短歌をBL読みするBL読みノックというコーナーもあり、ちゃっかり私も妄想を書いています(笑)
 私は今回は、今まで好きになったキャラクターとヴォーカリストたち(LSBの三名)を二次創作的に短歌にした「ラブレター」五首を出しました。ほか、岩川ありささんとの往復書簡、BL短歌オフイベントのレポートなど、みなさまの企画に乗っかるようなかたちであちこちに顔を出しています……みなさまありがとうございました……。(そして後から気がついたけどだいたいどこでもLUNA SEAの話をしています……)
 あっ、あと私が原案を出した擬人化4コマ漫画「BLくん×短歌くん」を表紙の装画も担当なさっている砂漠谷さんが作画してくださって、これが最高にオススメです!! BLがよくわからない・短歌がよくわからない・どっちもわかるけどBL短歌がよくわからない……などなどと思っておられる方々に是非お読みいただきたいです。
 頒布ブースはEホールF-22BL短歌合同誌実行委員会です。

共有結晶vol.3

 今回、共有結晶の寄稿者の個別ブースでお買い物をしてチケットを3枚集めると非売品のBL短歌手帳がもらえる、という共有結晶ラリー企画が行われます(F-22ブースで地図がもらえます)。『兼ネル』はネムカケスさん、三五千波さんをはじめ『共有結晶』のメンバーも多く参加しており、もちろんこのラリーの対象ですので、二冊あわせてのお買い上げをおすすめいたします!

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