紙媒体 >「ロータス」

 2011年もようやく残すところあと1日となりました。やっと終わる……。
 第13回文学フリマで無料配布した『ライフ・イズ・スパイラル』、冊子の紹介とあわせて全文をサイトに載せました。20枚ぐらいの短い話なので、当日お渡し出来なかった方、よろしかったら読んでみてください。

 4月頃から「何も書けない、書きたくない」という感じが続いていて、前々回(12回)の文学フリマの前も比喩じゃなく泣きながら書くほど苦しくて、でも何とか持ち直せるかな、とも思っていたんですが、ダメでした。ここで無理して自分を追い込だら、暗黒時代の状態に戻って箱庭作らなきゃいけなくなる(大学3年で休学したとき、カウンセリングの一貫として箱庭療法を受けていました)……という確信に近い予感があった(笑)
 なので実は総集編は結構早い段階で諦めていて(ごめんなさい)、さて今回どうしようかな……と思ったときに、そういえば書きかけてるのがあった、と思い出してノートを開いたら予想外の方向に書き進めてあったのが『ライフ・イズ・スパイラル』だったんですよね。お試し企画に出そうとして途中まで書いたのを忘れていた。で、なんとなく続きを書いてみたらびっくりするほど楽に書けたので、とりあえずこれを出した、という感じです。
 思えば最終的にお試し企画に載せていただいた痛エッセイもそうだったけれど、今年は何を書いても気がつくと震災のことになっていた気がします……

 初めて文学フリマの存在を知り、参加し始めたころ、私は明らかに「小説を書く」ことと同じくらいかそれ以上に「本をつくりたい」と思っていました。
 文学フリマに出る前に、コミティアとコミケの創作文芸に参加したことがあります(当時は、今書いているものよりはライトノベル寄りというか、キャラクターありきのお話を持っていっていました)。
 自分の文章を、冊子の形にして販売するというのは楽しかった。小説を書いて、こういう場所で売る、というかたちで発表したい、小説版のコミケのような場があったらいいのに、と漠然と思っていました。コミック系のイベントでは売れるどころか、立ち止まって手にとってくれる人すらいない。
 そんなときに文学フリマを知って、とりあえず参加してみたら1冊売れました。奇跡だと思いました。それからしばらく、「小説を書き、それを本にして、手売りする」というすべてが楽しかった。

 そうして参加回数を重ねて、思いもよらなかったほど色々な方に書いたものを読んで頂きました。感想も頂きましたし、文学フリマを通じてお会いできた方々との関係もうまれました。
 参加し始めたころからは考えられないほど恵まれ、充実しているいまの私の環境ですが、最近は「小説を書く」以外の作業に疲れてきている、というのも正直なところだったりします……。
 印刷、製本などの作業はもとより、以前は「本文を書くより楽しい」と豪語していた表紙のデザインも重荷になってきたし、事前の告知や宣伝、イベントでのディスプレイの見せ方など、もう考えただけでぐったりしてしまい、そんなことに回す気力があるなら作文に集中したい……という思いが強くなってきているんですよね……。特に今年はそういうことをよく思いました……

 やり方とか、立ち位置とかを立ち止まって考えてみる時機なのかな。

 まあでもまずは総集編の発行なんですけれども。来年こそは必ず……!
 あと、文学フリマという場を通して出会えた方々には本当に感謝しております。
 ひどい一年だったけど個人的にはいいこともそれなりにあった気がする。12月が特に楽しかったからかも知れません。何だか色んな方に甘やかしてもらった(笑)仙台まで観に行ったBUCK-TICKのDAY IN QUESTIONも神がかってたしな……
 来年はaccessの20周年とBUCK-TICKの25周年が重なってきっと大変なことになる……(遠い目)
 とりあえず今年の年越しはaccessのカウントダウンライヴです!

 それでは今年も一年間、ありがとうございました。
 来年は今年よりはマシな年になることを切に願いつつ、皆様良いお年をお迎え下さいませ!

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL