あけましておめでとうございます&ゆく年くる年 17'-18'

 あけましておめでとうございます。
 旧年中はたいへんお世話になり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 なんとか年を越す前に2017年の振り返りをおこないたかったのですが、時間とエネルギーが切れてしまったので明けてからゆっくりやることにしました。

 

【書いたもの】

 

「ついの棲みか」あずみ・柳川麻衣合同誌『Wedding Invitation』収録
「蜜月」第1回文学フリマ京都にて配布のペーパー収録
「あけがたの人魚」第25回文学フリマ東京にて配布のペーパー収録
「なにもうまれない街」(さみしいなにか)
「東風・額の花・炎昼」

 

 トータルで50000字ぐらいかな?「ついの棲みか」が400字詰原稿用紙換算で50枚を超えるボリュームで、久々にまとまったものを書けた気がしています。あとは二次創作することすら叶わない、行き場のないときめきをぽつぽつ投げていた感じです。一部は五七五七七になりました。
 フィクション以外では、俳句の百合読み鑑賞文を幾つか書きました。「人形のだれにも抱かれ草の花(大木あまり)」「戯れの遺書は螢のことばかり(小泉八重子)」の鑑賞を共有結晶別冊『萬解』に、「天使魚もいさかひすなりさびしくて(水原秋桜子)」の鑑賞を『庫内灯 3号』に掲載していただきました。

 

【劇場】

 

2017/1/24「雪華抄/金色の砂漠」宝塚歌劇団花組 東京宝塚劇場
2017/2/12「INNOVATION CLASSICS 2017」西本智実・高見沢俊彦 Bunkamuraオーチャードホール
2017/2/16「ケルティック能 鷹姫」Bunkamuraオーチャードホール
2017/2/28 RK vs H.HAYAMA 人間失格 河村隆一 マウントレーニアホール
2017/3/26 No Mic One Speaker Church Tour 河村隆一 関東学院大金沢八景キャンパス礼拝堂
2017/4/2 「どれい狩り」さんらん スペース雑遊
2017/4/14「城塞」 新国立劇場小劇場
2017/5/29 LUNA SEA 日本武道館
2017/6/3 20160603 "Forever" KEN.MORIOKA 新宿ReNY
2017/6/11 BEST BOUT SUGIZO・INORAN Zepp Tokyo
2017/6/27 No Mic One Speaker Church Tour 河村隆一 広島流川教会
2017/7/13 No Mic One Speaker Church Tour 河村隆一 品川教会グローリア・チャペル
2017/9/1 INORAN 長野CLUB JUNK BOX
2017/9/2 「もうひとつの この丗のような夢 寿町最終未完成版」水族館劇場
2017/9/22「All for One」宝塚歌劇団月組 東京宝塚劇場
2017/9/23・24 BUCK-TICK お台場野外特設会場
2017/9/29 INORAN STUDIO COAST
2017/10/24「ハンナのお花屋さん」宝塚歌劇団花組 赤坂ACTシアター
2017/12/7 BUCK-TICK 日本陶業市民会館
2017/12/23・24 The Holy Night 2017 LUNA SEA さいたまスーパーアリーナ
2017 12/28・29 THE DAY IN QUESTION 2017 BUCK-TICK 日本武道館

 

【映画】

 

「MERU」
「ドクター・ストレンジ」
「雪華抄/金色の砂漠 千秋楽」(LV)
「ナショナル・シアター・ライヴ 三文オペラ」
「BUCK-TICK CLIMAX TOGETHER ON SCREEN」
「ローガン」
「ムーンライト」
「スパイダーマン ホームカミング」
「ナショナル・シアター・ライヴ 誰もいない国」
「マイティ・ソー バトルロイヤル」

 

【展覧会】

 

浮世絵動物園 太田記念美術館
大英自然史博物館展 国立科学博物館
19世紀パリ時間旅行 練馬区立美術館
ブリューゲル バベルの塔展 東京都美術館
ベルギー 奇想の系譜 Bunkamura
辺にて 新宿眼科画廊
アウトオブトリエンナーレ 盗賊たちのるなぱあく 横浜寿町労働センター跡地
サンシャワー 国立新美術館・森美術館

横浜トリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス 横浜美術館ほか
運慶展 東京国立博物館

 

 ライヴ・演劇その他に足を運んだ回数は平均月2回という感じなので、自分で思っていたよりは本数が少なかった……もっといけるのでは……?
 展覧会は、狙っていたものはほぼ行けたと思います。映画はもうぜんぜん見逃してばっかりだ……。

 

 ここからはいつもの総括です。
 この年越し記事の設問はもともとアンケート企画でして、質問バトン的に回したりしてみなさまからの回答を募っていたものです。よろしければぜひ、みなさまもそれぞれにご自分の一年間を振り返ってみてください。

 

 

・2017年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2017年発行でなくとも構いません。コミック可)
 

 いよいよ年間とおして活字の本を通読した記憶がありません……なんということだ……。
 松浦理英子の「最愛の子ども」(単行本ではなく文學界を買った……)を義務感でしか読み進められていない、と気づいた段階で結構あきらめてしまったんですけどね……今いちばん好きな作家さんのめちゃくちゃ待ってた小説を読めないようでは何も読めるはずない、と思い……。
 中山可穂『愛の国』と森山至貴『LGBTを読みとく』を亀の歩みで読んでいるので2018年内には読み終わりたい……です……

 
 
・2017年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2017年リリースでなくとも構いません)
 
(タイトル・アーティスト)
「Hold You Down」LUNA SEA

 
(コメント)
 年間通してほぼずっとINORANの曲を聴いてました。LUNA SEAでは「RAIN」「gravity」「MARIA」あたりの王道ナンバーに始まって「VELVET」「be in agony」「4:00AM」、さらにはソロに手を出して「Thank you」「INTENSE/MELLOW」のMellowサイドなどなど……
 Tourbillonの「Lily」やセルフカバーの「人魚」は歌詞にも背中を押されるような気持ちで聴いていました。
で、どの曲を今年の一曲にしようかな〜選べないな〜と思ってたんですが、最後の最後、12月23日のさいたまスーパーアリーナで聴いた「Hold You Down」が泣けるくらい光にあふれていて、忘れたくないなと思う景色だったのでこれにしました。最新の曲をいちばんに選べるということは個人的にはとても嬉しいことです。

 

 

・2017年一番注目していた人を教えて下さい。
 
(名前)
 INORAN

 

(コメント)

 もうさあ……同じこと何度も言って申し訳ないけど、14歳の頃から聴いてるバンドの、20年くらい「ふつうに好き」だったメンバーになぜ今更沼落ちしたのか、ほんとうに意味がわからなかったよ……最終的には「ちょっとだいぶテンション高めだけどふつうに好き」に戻って来られてよかったです。
 なお次点で河村隆一です。RYUちゃんに関しては、十代で狂愛のテンションまで上がって97年の河村隆一ショックでドン底まで落ちて以来アップダウンを繰り返して高め安定・全肯定な現在に至りますが、ソロ公演を追いかけて遠征までしたのは2017年が初めてです。

 


・2017年の重大ニュースを3つ選んでください。
 
 1. 「共謀罪」法案が強行採決で成立
 2. 森友学園・加計学園関連の疑惑
 3. 九州北部豪雨

 

 あまりぱっと思いつかなくて、時事的なことに対する感覚が鈍っているなあ……と反省しました。
 ニュースっていうのとは少し違うけど、黙殺されてきた(主に性暴力の)被害者たちが声を上げるハッシュタグ「#Metoo」も世の中の動きとして印象的でした。
 
 
・2017年の流行語を勝手に選んでみてください。
 
 ◯◯映え
 
 
・2017年を漢字一文字で表してみてください。
 
「泡」
 泡沫のイメージです。「虚飾」の「虚」と迷いました。表面だけはキラキラ(させようと必死)だった印象がある。

 


・あなたが2017年一番嬉しかったこと/楽しかったことは何ですか?

 

『Wedding Invitation』を無事に刊行できたこと。
 あの『ワスレナウタ』のあずみさんと百合で合同誌というプレッシャーも実はかなりあったのですが、企画段階から楽しいことばかりのプロジェクトで、大きなトラブルもなく進められ、忘れられない一冊ができました。あずみさんが腐女子百合を書いてくださったことがとにかく尊い……!
 私も掲載作をなんとか書き終えたことで一歩前に進むことができた気がしますし、お手紙ペーパーや装丁でも初めてのチャレンジが多くて、とても勉強になりました。すべて、コンセプトを出すところから、プロデューサー的な視点であずみさんが的確に手を引いてくださったおかげで出来たことです。ありがとうございました。
 また予想外に在庫が薄くなり、2017年末の段階で2刷を出すという決断が出来たことも嬉しいです。お手にとってくださったかたには心から御礼申し上げます、ありがとうございます。2018年もより遠くまで届けられるよう頑張ります……!


・あなたが2017年一番悲しかったこと/辛かったことは何ですか?

 

 2016年のこの設問に「訃報が多かった」と書いたのですが、更にもうひとつ、遠いけれどつらい2016年の訃報を一年遅れで受け取ったこと。
取り返しがつかないということはどういうことなのかやっとわかった。
 
 
・あなたが2017年ハマったもの(こと)を教えてください。

 

 たいへん遅まきながら「ドクター・ストレンジ」のストレンジ先生に落ちたことによりMCUを追いかけはじめることに……家族や友人がどれほどハマろうとも「観なきゃいけない映画が多すぎてな〜」と億劫がって何年もスルーしていたアベンジャーズシリーズを一週間で履修、年末の「マイティ・ソー バトルロイヤル」もめちゃめちゃ楽しめたし「インフィニティ・ウォー」にも間に合ったしでほんとうに良かったです。2018年も楽しみですね!
 
 ハマった、というほどではないですが、去年始めたヨガもなんとなく続けています。最初はホットのスタジオに通っていたのですが、秋頃から常温のスタジオに切り替えました。腰痛もなくなったし、風邪もひきにくくなったよ!
 
 
・あなたにとって2017年はどんな年でしたか?
 
 遊んでばっかりいて楽しかったです。ライヴや展覧会にもよく行ったし、あと人ともよく会いました。しばらく音信が途絶えていたひとと数年ぶりでごはんを食べる、みたいな機会も何度かあって、どうしようもなく切れてしまう関係がある一方で結び直せた縁があったことはとても嬉しかったです。2017年タイミングがなくてお会いできなかったひととも2018年お会いできたらいいな、と思っています。

 

 社会は、とっくに抜けたと思っていたはずの底が更に抜けて、それもまた抜けて……という感じでいったいどこまで状況が悪くなるのか先が見えず、そんなひどい有様にも慣れてしまったのか、あまりつらさも感じずに個人レベルでは楽しくやれてしまった、ことがほんとうに怖ろしいです。
 せめて目は瞑らずにいたい。

 

 あとひとり暮らし再開できてホッとしてます。もう一度ひとりで家出するエネルギーが残ってるか、ちょっと不安だったので。もうしばらく引越ししたくないな〜!

 

 

 ・2017年にやり残してしまったなあということはありますか?
 
 オーバーコートを買えなかった……年始のバーゲンで買う……
  

 

・2018年の目標を教えてください。
 
 自分と向き合う。
 おかげさまで2017年は目標どおり幸せに暮らしたので2018年も続行しつつ、少し意識して自分ひとりのための時間を持ちたいです。
 あと2017年はいつも時間に追われていた印象なので、そのあたりもどうにかしたい。

 

 
 ・2018年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)
 
 もうまったく予想できないんですけど(そもそも社会レベルの「ヒット」という概念が崩壊しつつあるのでは……?)「#Metoo」みたいなうねりが良い方向に作用してくれれば……というのはひとつ希望的観測としてあります。
 あとは既に流行ってるけど、ソーシャルゲームと2.5次元舞台をセットで売るみたいなのはもっと拡大するんだろうか……移り変わりが激しいメディアなのでわからないな……

生活

 今度こそ理想に近い物件を探しあてたのではないか、と思っていた四度目に入居予定の部屋は洗濯機置き場がよくなかった。置き場所がベランダなのは構わない。居候中の実家も洗濯機は屋外だし、洗濯機カバーという便利グッズがあることも知ったし、だいたい買ったのは容量が5キロもない安物だから、二年保てば御の字だ。だから洗濯機の劣化がはやいとかはもうこの際気にしないのだけれど、排水については気にせざるを得ない。排水口とおぼしき穴が見あたらないことには薄々気づいていたのだが、給水用の蛇口がある以上はどこかにはあって、業者さんが設置するときにうまいことやってくれるだろう、と楽観していた。実際、業者さんは排水口を見つけてくれた。それは隣のベランダにあった。排水ホースはベランダの溝に向かって放り出されている状態だ。

 

 思えばこれまでの物件でも、洗濯機の排水ホースを順調に設置できたことはなかったのだった。いちばん最初のワンルームではエルボがなかったかホースのサイズが合わなかったかで「まあたぶん大丈夫でしょう」と排水口に直接ホースをぎゅうぎゅう押し込まれ、何しろひとりで暮らすのが初めてなのでめちゃくちゃ不安だった(大丈夫だった)。次のファミリータイプの2DK(私が暮らしたなかで今のところ最もスペックの高い部屋)もエルボが使えず、電気屋さんを呼んでホースを排水口にビニールテープで固定してもらった。やはり不安だった(大丈夫だった)。その次の木造アパートも、経緯は忘れたがなんだかうまくいかず適当にホースを排水口に直で突っ込んでいたような気がする(さすがに慣れてそれほど心配もしなかったし、大丈夫だった)。
 そういうわけで洗濯機の排水にはこれまでも散々ハラハラさせられてきたのに、またしても確認を怠ってしまったことを後悔しつつ、しかし今回の心配は今までの比ではない。だってお隣へ洗濯排水を垂れ流しって、そんなのいくらベランダでもありなのか……? せめて逆で、うちのベランダに隣家の汚水が流れてくるほうがまだ幾らかマシだった。排水口は私の管理下だ。
そうでなくても狭い部屋に溢れる本の収納とか、もはやプランがありすぎて混乱するインターネット及び衛星放送の回線の手配とか、解決しなければならないことは幾つもあるのだが、それらすべてを凌駕して洗濯排水問題は私の脳内を占拠した。不安で居ても立ってもいられず「洗濯機 ベランダ 排水口 隣」などで検索しまくったが、余計に不安になるような情報しか得られなかった。ああベランダで洪水が起きてしまったらどうしよう。

 

 そんなことで頭がいっぱいでひとの話もうわの空で聞き流しながら仕事をして、昼休み、「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」が衆院法務委員会で強行採決されたというニュースを見た。安保法案につづいてまた強行採決。たぶん異常なことで、たぶんおそろしいことだ。この国の体制は民主主義、立憲主義のはずだったのに、力ずくでどんどん物事がすすんでしまう。きっとこういう流れを、市民が「またか……」と思いながらもどうすることもできずにいるうちに、ナチ政権はホロコーストを引き起こしていたのだろうな、とすら思う。
 憲法も変わってしまうのかも知れない。
 日本国憲法について教わったのは小学六年生のとき、中学受験のために通っていた塾で習った。イデオロギーではなく入試に勝つ手段として、前文と一条と九条と十四条と二十五条を暗記させられた。憲法を改正するための手続きについてもこのとき学んだ。幾重にも厳重に鍵がかけられた金庫のような、これだけの守りがあるならそう簡単には改悪できまい、少なくとも私が生きているあいだは大丈夫だ、と思ったが、同時に、ここまでしないと危ないものなのか、という不安も過ぎった。
 憲法が変わってしまったらその時こそこの国から逃げるときだ。そういうことも、この十年くらいは思っていた。

 

「その時」はおそらく近づきつつある。
 けれど私は、新しい部屋を契約して、洗濯機の排水のことで頭がいっぱいなのだった。目下、洗濯を無事にできるかどうか以外のことを、考えられずにいる。

ゆく年くる年 16'-17'

 なんだか一瞬で大晦日になってしまったような2016年でした。あきらかに2015年(のとくに上半期)のほうが忙しかったはずなんだけど、体感は今年のほうが過ぎるのがはやかった……そんなに何かをしていた覚えもないんだけれども……。

 

 で、今年書いたものを振り返ってみました。

 

「飛ぶ夢をみたことがない」

 冬青さま発行 ZABADAK楽曲創作コンピレーションBOOK『THERE'S A VISION』収録

 

「ただしいおひめさま」

 Wilhelmina『姫君の匣』収録

 

「あおのはなし」

 平田有さま責任編集『YAMINABE Vol.1』収録

 

 トータルでも30000字も書いていない……なんということだ……。

 来年はもっとガンガンいきたいと思います!

 

 そして恒例の一年間の総括です。

 この年越し記事の設問はもともとアンケート企画でして、質問バトン的に回したりしてみなさまからの回答を募っていたものです。よろしければぜひ、みなさまもそれぞれにご自分の一年間を振り返ってみてください。

 よいお年をお迎えください!

 

・2016年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2016年発行でなくとも構いません。コミック可)

 

(タイトル・著者名)

『赤白つるばみ』楠本まき

 

(コメント)

 いよいよ本が読めなくて、そもそも読み終えた本が一冊あるかどうか……というレベルの年だったんですが、かろうじてお正月休みにこれを読んだことを思い出し……。やっぱり楠本まきさんの漫画が好きだなあとあらためて思って嬉しくなった本です。

 キャラクターがみんなかわいくて『KISSxxxx』みたいに楽しめるのと同時に、好きな服を着て自由に人生を謳歌しているように見えるカッコいい老女のキノさんの、女友達との贅沢なバカンスの場面に「世界は悲惨で陰惨よ」「こうしている間も殺戮や搾取や弾圧が世界のあちこちで行われているじゃない」「そして私たちは見ないことで荷担している」っていう会話が入ってくるのがほんとうに印象的でした。

 

 

・2016年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2016年リリースでなくとも構いません)

 

(タイトル・アーティスト)

「Life is beautiful」Tourbillon

 

(コメント)

 2016年リリースだけでもBUCK-TICKの「New World」とかLUNA SEAの「I'll Stay with you」とかminus(-)の「Descent into madness」とか挙げたいのたくさんあるんですが、やはりTourbillonの新譜がいちばん感慨深かったので……2016年にまたTourbillonの新曲が聴けるなんてほんとうに夢のようです。Zeppツアーも楽しかったなあ!

「どんなことがあっても Life is beautiful」という詞もこんな時代だからこそ刺さった……

 

 旧譜では、Tourbillonの「your place」をよく聴いてました。あとBUCK-TICKがツアーで演ってくれた「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」は最高に今年の空気だと思った。

 ライヴで演ってくれなかったけど(笑)LUNA SEAの「CIVILIZE」も今の気分です。

 

 

・2016年一番注目していた人を教えて下さい。

 

(名前)

 妃海風

 INORAN

 

(コメント)

 宝塚歌劇を観るようになっていちばん意外だったのは、娘役さんをめちゃくちゃ好きになってしまったことです。どの組のトップ娘役さんもそれぞれにかわいいのですが、先日、星組を北翔海莉さんと同時退団された妃海さんはとりわけ目が離せなかった。北翔さんを心から慕っている感じが少女漫画のヒロインみたいで、妃海さんのおかげで眠っていた感覚がいろいろ蘇った気すらしています。

 INORANはもう20年以上ふつうに落ち着いて好きだったのに、今年突然すごく気が狂ってしまったので……10月にサイン会で「こんにちは」って言われてからはうわごとのようにINORANのことばかり口走っていた気がする……

 

 

・2016年の重大ニュースを3つ選んでください。

 

 1. イギリスのEU離脱

 2. アメリカ次期大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利

 3. 熊本地震

 いいニュースもひとつぐらい挙げたかったけど思いつきませんでした。

 

 

・2016年の流行語を勝手に選んでみてください。

 

「音楽に政治を持ち込むな」

 

 

・2016を漢字一文字で表してみてください。

 

「去」

 いなくなってしまった人がたくさんいたので。

 

 

・あなたが2016年一番嬉しかったこと/楽しかったことは何ですか?

 

 TourbillonのZeppツアー4公演を全通できたことはほんとうに楽しかったです。あいまにBUCK-TICKのツアーとVisual Japan Summitがあったりして案の定過密スケジュールに負けた10月でしたが、幸せな一ヶ月でした。

 10・11・12の3ヶ月はライヴが楽しかった記憶しかない……

 

 

・あなたが2016年一番悲しかったこと/辛かったことは何ですか?

 

 訃報が多くてつらい、というのは毎年思うことですが、今年はほんとうにしんどい訃報が多かったです。

 デヴィッド・ボウイに始まって、ZABADAKの吉良知彦さん、演出家の蜷川幸雄さん、雨宮まみさん、ほかにもたくさんショックを受けたような気がします。なかでもやはり森岡賢さんが急逝されたのはものすごくつらかったです。

 人はみないつか死ぬとわかっていても、できればみんな健康で長生きしてください……と思わずにはいられません。

 

 

・あなたが2016年ハマったもの(こと)を教えてください。

 

 なんだろう……あんまり思いつかない。意図的に、前々から親しんでいるバンド関連以外には心をもっていかれないようにしていたのかも知れない。

 あ、お芝居をかなり観ました。宝塚の影響もまああるけど、ストレート・プレイもよく観に行ったと思います。

 

 

・あなたにとって2016年はどんな年でしたか?

 

 世の中のこと、政治や社会のことはどんどんどんどん悪いほうにすすむように見えて怖かった。

 ただ、個人レベルではここ数年に比べたら何事もなく、淡々と過ぎたなあという感じです。おかげでボロボロになっていた何かがかなり回復してきた気がします。とにかくめちゃくちゃ過ぎるのがはやい一年でした。そんなに忙しかった覚えもないのに、一瞬で終わってしまった。

 

 

 ・2016年にやり残してしまったなあということはありますか?

 

 ありません。最近はもう、来年できることは来年やればいい、くらいの気持ちで生きている。

 

 

・2017年の目標を教えてください。

 

 幸せに暮らす。

 2016年の目標「生き延びる。できれば引き裂かれた状態から脱して、どんなコンテンツにも依存せずに」はわりと達成だったと思うので、2017年も引き続き頑張ります。

 それと、一人になることを怖がらない。

 

 

・2017年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)

 

 AR・VRは本格的に始まると思います。

 フィクションと現実の境目が見えにくくなるというか、物語を作中の「モブ」視点で楽しめるような構造のコンテンツも増えると思う。

森岡賢さんのこと

  自分の好きなものを「好きだ!!」と叫びたい欲はありあまっているものの、分かち合いたいという共有欲はあまりなくて、だからひとりで「マイナスはいいぞ」して満足だったんですが、森岡賢さんの訃報をきいて、やはり彼の素晴らしい楽曲をみんなにも聴いてもらいたい……という気持ちを抑えられなくなったので、プレゼンします。
 私の文章は読まなくていいからとにかく聴いてくれ。

 SOFT BALLETのアルバムはどれも名盤ですが『EARTH BORN』から年代順に聴いていくのが入りやすい気がします。個人的には『ドキュメント』『愛と平和』あたりがいちばん好き。





 期間限定で再結成したときの『SYMBIONT』と『MENOPAUSE』もめっちゃ聴きやすいのでそこから入るのもよいかも。



 あとminus(-)はめちゃくちゃカッコいい、2016年現在進行形のプロジェクトではいちばんに推したいカッコよさなので、切実に!! 聴いて欲しいです!!
 ミニアルバム2枚ともおすすめですが私はとくに「G」を気が狂ったようにヘビーローテーションしています。「Peepshow」にはゲストヴォーカルでJが参加してて、それもすごく良いですよ!



 以下は私の、真夜中のラブレター的なテンションの自分語りです。

 森岡賢さんをはじめて見たのは2002年のSUMMER SONICでした。SOFT BALLET再結成のとき。
 BUCK-TICKやLUNA SEA周辺を聴いていたのでもちろんSOFT BALLETも名前は知っていたけれど、気がついたときには解散していた(「PHOENIX」を演奏した回のポップジャムは奇跡的にリアルタイム視聴していた覚えがあるんだけど、当時の私は小娘すぎて自分が見ているものの凄さを理解できなかった……)。
なんとなく「ソフバは小難しそう」という思い込みでふれずに来てしまって、予備知識も予習もほとんどゼロの状態でいきなり幕張メッセにライヴを見に行きました(しかも確かこのとき私、遅刻したんだよ、同行者氏にはほんと申し訳なかった)。結果みごとにノックアウトされ、とくに森賢さんのパフォーマンスには釘付けになって、帰りの京葉線の話題はえんえん森賢さんのクネクネだった(笑)
 そこから後追いで音源を聴いて「なんで今までこれを知らずに生きてきたんだ……!!」と激しく後悔しつつ、新曲の「メルヘンダイバー」のPVに大興奮して毎日リピート、ライヴも行けるだけ行きました。大学5年生で卒業論文やらなきゃいけなくて就職先もなくてお先真っ暗なころだったけど、SOFT BALLETのライヴはほんとに楽しかったなあ。あんなに無我夢中で踊りまくって楽しかったライヴはほかにない、とこれは今でも思います。「BODY TO BODY」で森賢さんが鞭を手におどりでてきたオープニングほんと忘れられない。

 ソロは一度だけ、二子玉川のPink Noiseに行ったのが忘れがたいです。オールナイトイベントで、明け方ごろに森賢さんがフロアをうろうろ歩いてて、近っ! ってビックリしたんだよな。
 あとジェッジジョンソンとの対バンも見に行きました。小さいハコで、森賢さんド迫力で圧倒されました。書きかけで放ったらかしてあった当時のメモを発掘したので、ここに貼り付けておきます。

 06.05.03 下北沢のCLUB Queでザ・ジェッジジョンソンVS森岡賢のライヴでした。森賢さんを生で見るのはPink Noiseのオールナイトイベント以来、2年ぶりぐらいだったのですが……前に見たときよりもずっと元気そうで良かったです(笑)というか凄かった! だいたい衣装からして破廉恥だったし……半袖短パンの黒いぴたっとした服に全身アミアミ、で帽子。くねくねダンスも復活していました。もうほんと派手で、オーラも出ていて圧倒されましたよ!
 バンドも、ゲストヴォーカルのおねえさんまで連れてきていてゴージャスでした。

 そんなのももう10年くらい前の話か……SOFT BALLETの三人では遠藤遼一さんにいちばん必死で、ENDSのライヴに最後に行ったのが2009年ぐらいだったのかな、とにかくしばらくその界隈とはちょっと縁遠かった。ピコピコした音楽はむしろよく聴いてたんだけど、accessとか、あるいはFLOPPYとかそっちの方面にいってた。
 いろいろあってそのへんからも少し距離を置いて、久しぶりに森賢さんを生で見たのがちょうど一年くらい前、2015年6月28日のLUNATIC FEST.です。一日目はエクスタシー・サミット、二日目はLSBを思い出す豪華なラインナップでしたが、私は二日目だけの参戦でした。続けて見たminus(-)とKA.F.KAは最高にカッコよかった、森賢さんはスケスケでクネクネではなくなっていて、アリスアウアアっぽい(未確認)フリルのブラウスがすごく似合ってました。ちょっと見ないうちにめちゃめちゃお美しくなられて……!! ってびっくりした。相変わらず予習してなくて一曲も知らなかったけど、そんなことまったく関係なく楽しかったです。
 それがきっかけで今年の2月のminus(-)のリキッドルームに行きました。もうほんとに楽しくて、その日告知された8月13日の赤坂ブリッツも迷わず取りました。

 だからちょっと前に森賢さんのめっちゃカッコいいところを見たばっかり、という感覚だし、かつちょっと先のライヴでまたすぐ見られることを疑ってなかった。
 すっごく楽しみにしてました。
 好きな作家や好きなミュージシャンがいなくなって、通ったお店もなくなって、私が好きだったカルチャーや世界はどんどん縮小していくように思える。そんなことは時間が流れている以上あたりまえなのだから、新しい文化や価値観にふれてアップデートしなければ、と頭ではわかっていてもうまくできない。日に日に息苦しくなるようななかで、十代のころに好きだったものとは違う新しいもので「最高にカッコいい、最高に好き!!」と心底思わせてくれる、「いいぞ」って言いまくれる数少ない存在のひとつがminus(-)でした。
 森岡賢さんは、昔よく聴いた伝説的なユニットのキーボーディストという以上に、2016年現在とても好きで、これからを追うのが楽しみだったミュージシャンのひとりでした。

 こうして書いていても今はまだぜんぜん実感がなくて、よくわからないけど冗談なんじゃないの? という気持ちと、突然泣きたくなるくらいの寂しさが交互に襲ってきます。

 ご冥福をお祈りいたします。

私をゆるす

 三十歳になるくらいのころから、学生時代からの友人と疎遠になったり絶交状態になったりすることが相次いだ。
きわめつけに東日本大震災から二年ぐらいのあいだに、もっとも精神的に距離が近いと思っていた友人との関係がだめになり、笑ってしまうほど短期間とはいえ同居した相手とも別れた。今となっては記憶も曖昧なのだが、心が穏やかでいられるときがほとんどないような二年間だった。
 それから更に数年経って今に至るのだけれど、最近になって「あのころのことは、全部どうしようもなかったことだったんだ」と思えるようになってきた。それまでは「私は何も悪くない、百パーセント正しかった」ということを証明したくて躍起になったり、反対に「何もかも私が悪いんだ、私のせいなんだ」と思い込んでしまおうとしたり、そういうふうにしか思考が働かなかった。誰のせいでもない、どちらが悪いとか、どっちが加害者でどっちが被害者だとかそういう話ではない、と頭ではわかっていても、それをのみこむことは苦しくてできなかった。
 
 元同居人に対してはとてもひどいやり方で幼さをぶつけてしまって、申し訳なかったな、とこのごろ素直に思う。
 元同居人、というより「彼といっしょにいたときの私」に激しい嫌悪感があり、いつかはその「私」のことも許せるようになる、だなんて想像するだけでもゾッとして、このさきも和解なんかしない、したくない、とずっと思っていたのだけれど、このごろはそういう頑なさを維持することにも疲れてきたというか、なんだか、もうどうでもいいや、みたいな気分になってきた。
 もしかしたらこれが「許す」ということ(への第一歩的な何か)なんだろうか、と思ったりする。
 そうならば、何かを許すということは、その「許した何か」とまた以前のようにいっしょにいられるようになる、ということとはまったく違うことなのだな、と今更ながらに思った。「私」を許したとき「私」は手を離れて、そのことを悲しいとすら思わないだろう。

 ようやく、こういうことも少しずつ書けるようになってきたけれど、二十年ちかく付き合った友人のことはやはり何も書く気になれない。死ぬまで書きたくない、とも今は思う。

 赦せよと請うことなかれ赦すとはひまわりの花の枯れるさびしさ(松実啓子)

ゆく年くる年 15'→16'

 秋の文学フリマが終わるともう12月で、なんだかあっという間に大晦日になってしまうんですよね……。
 今年も風邪を引いたりライヴ連戦したりでバタバタの師走でした。BUCK-TICKの今年最初(!)の単独ライヴのために長野まで行って渋温泉に泊まったりした……期せずして小布施で共有結晶の仲間とお会いできて楽しかった……。

 去年よりさらに読めなかったし、書けなかった、という印象があって、いったい何をしていたんだろう……と遠い目になってしまうような一年でしたが、春にはアンソロジーを二冊作ったし、書かせていただく場もあって、周囲の方々のおかげで「何もしてない」にならずに済んだなあ、という感じがあります。ほんとうにありがとうございました。
 来年もぽつぽつ締切があるっぽくて怖ろしいですが(……)楽しみです! ずっと言っていますが、そろそろ企画でなく私ひとりのまとまったものも書けたらいいな、と思いつつ、まあ焦らずいこうと思います。よろしくお願いいたします。

 今年もここで一年間をまとめてみました。
 この年越し記事の設問はもともとアンケート企画でして、質問バトン的に回したりしてみなさまからの回答を募っていたものです。よろしければぜひ、みなさまもそれぞれにご自分の一年間を振り返ってみてください。
 よいお年をお迎えください!


・2015年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2015年発行でなくとも構いません。コミック可)

(タイトル・著者名)
 『Tiger is here.』川口晴美

(コメント)
 現代詩手帖で連載されていたときから、一冊の本にならないかな……なって欲しいな……と思っていたので、詩集として刊行されてほんとうに嬉しいです。「Tiger is here.」という連作と出会えたことをとても大事に感じていて、こうして素敵な本のかたちで手元に持っていられることが嬉しい。
 閉店までの期間限定で復活していたリブロ池袋本店のぽえむ・ぱろうるでこの本を買えたことも幸せな体験でした。


・2015年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2015年リリースでなくとも構いません)

(タイトル・アーティスト)
「I AM MORTAL」THE MORTAL

(コメント)
 あっちゃん(櫻井敦司)が繰り返し「mortal, I'm mortal」と歌うのを聴いて、「mortal」という言葉になにか救われるように感じたんですよね。immortalでもなくmemento moriでもなく「mortal」なんだ、みたいな……
 それにしてもTHE MORTALよかったなあ……期間限定のプロジェクトというのも私にはまたよかったんだと思います。曲と同タイトルのフルアルバムだけでなく、ミニアルバムの「Spirit」も大好きでものすごく聴いています。


・2015年一番注目していた人を教えて下さい。

(名前)
 鶴丸国永

(コメント)
 とうとう人間ですらなく……ほんとうにすみません……


・2015年の重大ニュースを3つ選んでください。

 1. 安全保障関連法案が成立
 2. パリ同時攻撃
 3. リブロ池袋本店が閉店


・2015年の流行語を勝手に選んでみてください。

 歴史修正主義者


・2015年を漢字一文字で表してみてください。

「変」
 ものすごく変な一年だった……。あと「事変」的な意味でも、「変」。


・あなたが2015年一番嬉しかったこと/楽しかったことは何ですか?

 予定していたアンソロジー2冊を無事に発行できたこと。ご参加いただいた方々もお手にとってくださった方々も、ほんとうにありがとうございました……
 あと、BL俳句誌『庫内灯』に書かせていただけたことも嬉しかったです。


・あなたが2015年一番悲しかったこと/辛かったことは何ですか?

 自分の思想信条と「萌え」の板ばさみになって、決着をつけられなかったこと。


・あなたが2015年ハマったもの(こと)を教えてください。

「刀剣乱舞」。あらゆる意味で刀(の付喪神)のこと考えてるうちに過ぎた一年でした。
夏以降はとうらぶ絡みで受けたダメージをとうらぶで癒すみたいな本末転倒感もありつつ、刀たちの存在なしでこの一年は乗り切れなかった、とも思います。

 あっそうそう、年末から俳句が盛り上がっています。


・あなたにとって2015年はどんな年でしたか?
 
 わけがわからなかった。物理的な忙しさ・社会情勢・自分の萌え、何もかも制御不能で、なす術もなく振り回されてぐるぐる混乱しているばかりだった印象。

 忘れられない一瞬があって、安保法案が強行採決になった7月15日の夜、国会議事堂前でデモの人混みのなか自分の現在位置をiPhoneの地図アプリで確認したとき、背後に広がっているのが皇居だと気がついて、ああこの今もあの敷地のどこかに御物の刀たちは仕舞われているんだなあ……とぼんやり思ったのでした。
 ずっとそういう感じの一年でした。


・2015年にやり残してしまったなあということはありますか?

 病院に行きそびれたかもしれない(腰痛がイマイチおさまらない……)


・2016年の目標を教えてください。

 生き延びる。できれば引き裂かれた状態から脱して、どんなコンテンツにも依存せずに。


・2016年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)

 予想というか期待ですが、演劇界隈はもしかしたら「不条理」が来るのでは。2.5次元舞台はさらに流行りそうですよね。

ゆく年くる年 14'→15'

今年はなんとか個人誌としてまとまったものを一冊作りたかったのですが、できずに終わってしまい、そのせいもあって「書けなかった」という思いがとても強い一年でした。
そのかわりアンソロジーにはいろいろ参加させていただき、それはとても楽しかったし、貴重な機会でした。書かせてくださって、ほんとうにありがとうございました。

来年も春から幾つか企画を予定していて、既に動き始めているのでよろしくお願いいたします。
自分がこれから何を・どう書きたいのか、迷ってばかりですが、とにかく目の前のことを一生懸命やっていこうと思います……

さて、去年に引き続き今年もここで一年間のまとめです。
この年越し記事の設問はもともとアンケート企画でして、質問バトン的に回したりしてみなさまからの回答を募っていたものです。よろしければぜひ、みなさまもそれぞれにご自分の一年間を振り返ってみてください。
よいお年をお迎えください!


・2014年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2014年発行でなくとも構いません。コミック可)

(タイトル・著者名)
『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ

(コメント)
バンドに心が向いていたせいか、今年はほんとにぜんぜん本を読みませんでした……
そんななか楽しく読めた数少ない小説がこれです。ロードサイド、ファスト風土を舞台にした女の子たちの連作短篇集で、あらゆる意味で「いま」だなあと感じた一冊。


・2014年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2014年リリースでなくとも構いません)

(タイトル・アーティスト)
「闇が広がる」ミュージカル エリザベートより
「世界は闇に満ちている」BUCK-TICK
「Anthem of Light」LUNA SEA

(コメント)
三曲もあげてすみません……絞りきれなかった……
BUCK-TICKとLUNA SEAはそれぞれの最新アルバムから。ライヴで聴いて印象的だった曲です。本命バンド2つが同時に全国ツアーということで、とても充実した一年でした……おかげさまで銀行口座はあっという間にすっからかんになりましたが……。
さらに10月末には宝塚花組の「エリザベート」にどハマりしてしまい……もうほんとうに闇が広がりまくって死ぬ思いでした。

世の中のムードを表したように闇の曲ばかり選んでしまいましたが、そのなかにあってLUNA SEAは圧倒的に光属性なんだな……


・2014年一番注目していた人を教えて下さい。

(名前)
金魚ファー

(コメント)
祝・『金魚ファーラウェイ』発行!
いま最高に目が離せないコンビです。コンビでも、千瀬さんと笠木さんお一人ずつのこともとても応援しています。考え方や感じ方も、それを表す方法もとても好きです。


・2014年の重大ニュースを3つ選んでください。

1. 集団的自衛権、閣議決定
2. 香港反政府デモ
3.ソチ五輪・フィギュアスケート男子シングルで羽生結弦選手が金メダル

すごくいろいろなことがあった、激動だったという印象があるわりに、具体的にニュースを思い出そうとしたらあまり出てきませんでした。
スポーツでは錦織圭くんもすごかったよね!


・2014年の流行語を勝手に選んでみてください。

「みんなたち」っていうのがかわいいなと思って印象に残っています。


・2014年を漢字一文字で表してみてください。

 「闇」


・あなたが2014年一番嬉しかったこと/楽しかったことは何ですか?

2012年から自分がやってきたこと、2012年からの自分を「これでよかったのだ」と心から思えたこと。
ありがとうございました。

一人で遠征旅行する機会が二度ありましたが、長野ひとりLSBも広島ハッピーバースデー自分ライヴからの道後温泉もとても楽しかったです。
 ライヴに関してはとても恵まれた一年でした。


・あなたが2014年一番悲しかったこと/辛かったことは何ですか?

作文できなかったこと。
この何年かはわりと調子よく書けていたので、久々に読むことも書くこともできない状態になってしまい、とくに個人誌ではない原稿を落としてしまったのには結構落ち込みました……。わりとよくあるモードなんですが(死)


・あなたが2014年ハマったもの(こと)を教えてください。

……宝塚……いやまだハマるってほどでは! ちょっと興味があるだけで! ちょっと明日海さんが気になるだけで……!(必死)

必死になっていたのはなんだかんだで短歌だと思います。オフイベントをはじめ今年もBL短歌にはがっつり関わらせていただいたし、あいかわらず短歌に振り回されて泣いたり怒ったりしていた気がする。
最後の最後でバンド短歌も楽しかったです!


・あなたにとって2014年はどんな年でしたか?
 
この二年間の疲れが出た年。
休めばよかったんだ……って一年の半分以上過ぎて(今さら後に退けない予定詰めまくって)から気がつきました。実際、予定していた活動の半分もこなせず、情けない思いです。
ほんとうに疲れていたな、と思います。年始に大慌てで引越して、新しい部屋でなんとか暮らしてゆくだけでかなりいっぱいいっぱいになってしまい、綱渡り感がありました。とりあえずはよく乗り切ったなあと思います……
そして久々に自分を取り戻した感のある一年でした。後先考えずに遊びまくった年でもあって、それはとても楽しかったです。


・2014年にやり残してしまったなあということはありますか?

山のようにあるんだけど、最後の最後で体調崩したしもうしょうがないかな、という気がする。エネルギー切れ……
あっ「ホビット」の完結編を見に行きそびれました!


・2015年の目標を教えてください。

計画性を持つ。すべてにおいて計画的にゆきたい……今年は衝動的に生きすぎました。


・2015年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)

女の子ふたりもの、女同士の絆ものはもっと波が来てほしい!

呪いをとく

 短歌の入門書を読んだり、短歌の世界に身を置いている方にお話を聞いたり、そういうふうに短歌に近づこうとすればするほど私のなかには激しい怒りが生まれて、それがとても不思議でした。なぜ、こんなにも私の気持ちは短歌と喧嘩してしまうのだろうと。
 私は短歌を、五七五七七の定型をもった詩、と単純に考えていたので、それだけではなく「短歌性」なるものが宿っているようであること、何かと千年の伝統がついてまわること、私が大学で(半分居眠りしながらだけど……)学んだ文学へのアプローチの仕方では短歌にはさわれなそうであること、そういう部分をどうも理不尽に感じているところもあります。文学じゃなくてお茶やお華や武道みたいな「歌道」じゃん、芸事なのか文学なのかはっきりしてくれ、とも正直思っている。
 でも、それで私がこんなに怒ることないよね、と自分でも戸惑うぐらい、あきらかに激しすぎる反応をしてしまう。なんだろう、なんだろう、と思っていました。

 私にかかっている呪いのひとつに「おまえの詩は詩ではない」というのがあります。わかっていましたが、私が書きたいのは散文(小説)だし、と放置してきました。詩や短歌は読むことに徹して、とくに不都合なく楽しくやってきた。
 それが、BL短歌と出会ったことにより、私もとりあえずは五七五七七を「短歌」として発表することになりました。私は自分が並べた三十一文字を短歌だと思ったことはありません。これはBL五七五七七だと思いながら、それでも「短歌」としてしれっと出した。そうした以上、私が「短歌」として世に出した五七五七七を「短歌」として読まれ、評をされることは当然の流れです。頭ではわかっているし、とてもありがたいと心から思っている。でも、実際にそれをしていただいたとき、私はものすごく動揺してしまった。
「こう書きたいという自分の気持ちより、作品のほうが大事だからそれを優先する」というのは、表現するうえでまったくそのとおりのことで、私も小説を書くうえでは、使いたい言葉にこだわりすぎると作品が死ぬ、作品のためにはとっておきの決め文句を捨てることも必要、というのを当然のこととして受け入れ、ためらいなくおこなっている(つもり)。なのに、それを短歌でもやりなさい、と言われるとすごく抵抗感がある。小説に対するときの態度で短歌にも向きあわないといけないのか、と思うとものすごくつらい。もう短歌なんて諦めてしまいたくなるくらいつらい。

 で、諦めようと思いました。小説に対しては素直になれるところを、短歌だとすごく反発してしまう。これは合わないということだ。合わないものを無理してやっても仕方ないし、無理しすぎたあげく短歌を大嫌いになって、大切に読み続けてきた歌まで愛せなくなったら最悪だ。詩歌における私の神様であり、私を短歌に出会わせた寺山修司だって短歌を捨てた。私にはできないんだ。わかってたことじゃないか。距離をとろう。小説を書こう。
 だけど諦めることもできない。短歌性、なるものは(それが何だかよくわからないということもあり)強がりでなくそこまで自分には必要だと思えない。ただ、詩の言葉は欲しい。扱えるようになりたい。小説において、私が欲しいと思う言葉を獲得するためには詩が必要なんじゃないか、とここ何年か思っていて、このさき書きたいものを書くためにも詩の言葉はどうしても欲しい。短歌を通してそれを学べるなら学びたい。

 そんなことを考えているうちに、作ったものに自信がないし、愛もないから「気持ちより作品を優先」ができないのではないか、という気がしてきました。私は小説だってアマチュアだしそんなに大したものが書けるわけじゃないですが、根拠のない自信だけはある。自分が書いたお話のことは自分自身よりずっと愛しています。でも短歌についてはぜんぜんそうじゃない。自信がないどころか、そもそも短歌だと思ってない。短歌じゃないんだよ、五七五七七だから許してよ、できなくたっていいでしょ、厳しいこと言わないで、という甘えが常にある。
 最初から「できない」と思いながらやるのはとても間違っていることに今さら気づきました。
 まずは「できる」と思おう、まあいきなり思うのは無理だから、とりあえず「私は短歌がつくれる」と言い聞かせよう。

 私は短歌がつくれる。

 声に出さずにあたまの中だけで言ったのですが、つらくて、涙がとまらなくなりました。
 号泣しながら、あーやっぱりこれだ、すごく手ごわい呪いだ、これを解かなきゃ先へ進めないんだ、と思いました。
 一連の考えごとをお風呂場でやっていてほんとうによかった……。

 というわけで、あらためてBL短歌を諦めず、続けていきたいと思います。

 共有結晶の黎明期からBL短歌を見守ってくださっている「星座」の大石直孝さんのお声がけで日曜日におこなわれた、BL短歌を読んでみる集まりはたいへん勉強になりました。素人のくせに大きな口ばっかり叩き、根掘り葉掘り質問をしては勝手なことばかり言う私の話を大石さんは辛抱強く聞いてくださり、「五七五七七を毎回発見する気持ちでつくる、定型によりかからない」などハッとさせられるお話もたくさんしてくださいました。ありがとうございました!
 新年会と二次会のカラオケもとっても楽しかったです。椎名林檎ちゃんはほんとにかわいい。

 今後は「私は短歌がつくれる」「私は詩を書ける」という言葉をおまじないとして(お風呂のときに)言い聞かせていく所存ですが、この一年くらい、短歌と喧嘩するたびにお別れしてしまわないように暗唱していた、私がいちばん大切にしている歌はこれです(イベントで「いちばん好きな歌を一首挙げてください」というご質問をいただいたとき、実はこれを言おうか迷いました)
 

マッチ擦るつかのま海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司

詩を「読む」ということについて

 先日のBL短歌オフイベント、おかげさまで盛況のうちに終了しました。お越しくださった方々に心より御礼を申し上げます。
 当日お会いしたりお話したりしてくださったみなさま、東京からご一緒した共有結晶メンバーにもほんとうにお世話になり、ありがとうございました! とても楽しく、刺激的な時間を過ごすことができました。会場の文学バー・リズールさんには今度ゆっくりお邪魔したい……

 イベントの具体的なようすもお知らせしたいのですが(鳥居さんの朗読とかすごかった)、このイベントでプレゼン発表をするにあたって考えたことが、少し前から考えつづけていた「読み」の問題と私の中でつながった、ように思ったので、そのことを少し書きます。

「詩を読む」ということについて考えるとき、いつも思い出すのは、大岡信の「マリリン」という詩をはじめて読んだときのことです。
「マリリン」は題名のとおりマリリン・モンローについての詩で、私は中学生だったと思います。マリリン・モンローのことは名前と顔、女優で、自殺したらしいこと、という程度の知識しかありませんでした。
 

見渡すかぎり水面を覆い
ただよっている
フィルムの屑
その散乱する乱反射が
血友病のハリウッドを
夜空に浮かびあがらせる


 いま、この文章を書くためにあらためて読みかえすとほんとうに全編が美しく、とくにこういう一節にハッとしますが、私がずっと記憶していたこのは詩の最後の三行と、その鮮烈な印象だけでした。
 

マリリン
マリーン

ブルー


 こうして抜き出してしまえば他愛ない言葉遊びでしかないようなこの三行を、何十行も連なる長い詩の最後にたどりついて読んだとき、目の前にばーっと青い海が広がった。
 ものすごく衝撃を受けました。詩ってこんなことができるんだ、言葉だけで、こんな海を見せることができるなんて、魔法みたい、ほんとうにすごい!! と思って涙が出た。いまでもあのとき見えた海は同じ鮮烈さで思い出すことができるし、思い出すと涙ぐんでしまいます。
 私はもちろん全文を読んで(全文を読まないと、最後だけ読んでも海は見えない)感動したのですが、すでに書いたように予備知識もなかったし、書かれている言葉のひとつひとつだってぜんぜん理解できていませんでした。たぶん、今だってきちんとわかってはいない。でも「解釈」できていなかったからって、私は「マリリン」を読めていない、とはなんだか思いたくない。私はあの詩から、言語化できない透明な悲しみのようなもの、なにかとても深い感情は受け取ったからです。
 なによりあの海の青が見えた。

 で、今回、BL読みプレゼンをするにあたって、人前で話すためには「なんかとにかく萌え!」という印象だけでなく、短歌をひととおり読み解いておいたほうがよいことに気づき、あらためて辞書片手にきちんと意味をとろうとしました。
 

ギグ果ててヴォーカルの喉愛しぬくギター底より静寂(しじま)を犯す 黒瀬珂瀾


 これ、一読して「うわー!! ヴィジュアル系!! エロい!!」と思った大好きな歌で、もう暗唱できるほどにしたしんだ歌なんですが、一語一語を「正確に」意識しはじめたら、ん? となってしまった。
「底」ってどこのことだろう? ギターの「底」?「ヴォーカルの喉愛しぬくギター」っていうのは、ヴォーカリストとギタリストと読んでもいいと思ってたけど、楽器としてのギターと読むのが正解なのか?「ギグ果てて」なので、ライヴは終わっているんだろうけど(静寂だし)……その「静寂を犯す」ってどういうこと? ライヴ中にヴォーカルをいとおしむように鳴っていたギターを、ライヴ後の静寂をやぶるようにかき鳴らしていて、その音が底(ギターの、あるいはその空間の)から立ちのぼっている……?
 ……こういうふうに考えていくと、私が最初にこの歌を読んだときに浮かんだ光景、ヴィジュアル系のライヴで何度も見てきた、ヴォーカリストを肩に凭れさせながら愛おしげに弾いているギタリストや、熱狂、素直な感動などがどんどん抜けていくような気がしました。なんだか、詩を国語のテスト問題で解かされているような、とても窮屈な感じがして、こういうことを続けていったら私は短歌を嫌いになるだろう、と思った。
「正しい読み」「正確な景」がはっきりわからないから、この歌はプレゼンから外そうかとも迷ったけれど、私が黒瀬珂瀾氏の短歌に出会って最初に好きになった歌のひとつだったのでやはりどうしても紹介したくて、私が感じたままでプレゼンしてしまいました。それがよかったのどうかはわからないけれど、この歌のもつ問答無用のカッコよさは手渡すことができた、ように思います。

 短歌に対して圧倒的に勉強不足なままこういうことを言うのはよくないのかも知れないけれど……なんていうか、正確さとか筋道みたいなことにとらわれすぎて読むのは、私は面白くないなあ、と思ってしまいます。ただただ言葉を眺めていることを許してほしい。

 まだまだ勉強しなければいけないこともたくさんあるし、考えていることもまとまってるわけじゃなくて、途中ではあるんですが、自分のための覚書きも兼ねてちょっと書いてみました。
 BL短歌に二年ぐらい前から関わって、やおい・BLとジェンダーのこと、それから言葉、表現や詩性ということ、などなど、今までもひとりでぼんやり興味を持っていたことごとを改めて話し合ったり、言語化して発表したりする機会をたくさん持てるようになって、それは私がずっとやりたかったことであるし、この道はずっと行きたいと思っている場所へ続く道のような気がしています。
 今後もBL短歌はつづけていきたいです。

ゆく年くる年 12'→13'・13'→14'

 11月・12月と個人的にいろいろありまして、文学フリマのお礼もしないまま大晦日になってしまいました。
 個人サイト・ブログ・mixi・ツイッターと場所を変えつつ毎年やっていた一年の総括を、今年はこのメモ帳でおこなって、年末のごあいさつにかえたいと思います。2012年はそれすらサボってしまったので2年分まとめてみました。この二年間は、私にとってはひとつづきのように思える時間だったので。

 なお、この年越し記事の設問はもともとアンケート企画でして、質問バトン的に回したりしてみなさまからの回答を募っていたものです。よろしければぜひ、みなさまもそれぞれにご自分の一年間を振り返ってみてください。
 よいお年をお迎えください!


・2013年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2013年発行でなくとも構いません。コミック可)

(タイトル・著者名)
 2012 『スーラ』トニ・モリスン
 2013 『ドーン』平野啓一郎

(コメント)
『スーラ』はアメリカが舞台の、二つの世界大戦の間の黒人女性の話。この年幾つか読んだ「女ふたり」もののなかでもこの小説の印象は圧倒的でした。文体もすごく好きだった。
 2013年はどんな本を読んだのか今ひとつ思い出せず(ぜんぜん読まなかったのかも……)、年末に読み終わった平野啓一郎の長編をあげておきます。帰還した宇宙飛行士とアメリカ大統領選が絡む面白い話で、なかでも「分人」っていう概念がすごく興味深かったので。


・2013年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2013年リリースでなくとも構いません)

(タイトル・アーティスト)
 2012 「BEYOND THE SECOND-D.」access
 2013 「Rouge」LUNA SEA

(コメント)
  2012年夏から2013年はほとんど音楽を聴かず、12年の春のすごく楽しかったaccessのクラブツアーで忘れられない曲が「BEYOND THE SECOND-D.」です。これから先聴くたびに泣くと思う。
 ライヴにもあまり行かなかったのだけれど、13年の初めのLUNA SEAの武道館はとてもよかった。LUNA SEAは秋に出た新譜もすごくかっこよくて、一度終わって十年を経た今あんなにかっこよくなれるのか! というのはほんとうに希望です。


・2013年一番注目していた人を教えて下さい。

(名前)
 2012・2013 黒瀬珂瀾

(コメント)
 BL短歌への扉の最後の鍵が開いたのはカラン卿のお歌だった気がする。今いちばん心のアイドルにさせていただいてます(芸能人でもなんでもない歌人さまを……ごめんなさい……)


・2013年の重大ニュースを3つ選んでください。

 1. 秘密保護法案成立
 2. 2020年の東京オリンピック開催決定

 2つしか思いつかなかった。世の中は少しでもマシになってくれるといいんですけども……


・2013年の流行語を勝手に選んでみてください。

 タナトス✝


・2013年を漢字一文字で表してみてください。

 2012「起」
 2013「乱」
 2012年は「惑」で、つまり「惑乱」の二年間だったということです。ときれいにまとめたかったんですが、2013年の初めごろのメモを見たら「起」って書いてあったのでそちらを尊重。そのときの私はきっと、2013年の一文字は「承」にしたかったんだろうと思います。できなくてごめん……
 ちなみに「乱」はLUNA SEAのニューシングルのタイトルでもある。


・あなたが2013年一番嬉しかったこと/楽しかったことは何ですか?

 2012 『ロータス』を完結できたこと。そしてとてもありがたい感想の言葉をたくさんいただけたこと。
 2013 4年ぶりにWilhelminaとして活動、合同誌を2冊もつくれたこと。私の長年の夢・神父アンソロジーも最高のかたちで叶いました!
 また、BL短歌合同誌『共有結晶』に参加でき、BL短歌を通して新しいフィールドが広がったこと、たくさんの方と知り合えたことは2012・2013ともに素晴らしい体験でした。2014年以降も関わっていければ、と思います。


・あなたが2013年一番悲しかったこと/辛かったことは何ですか?

 2012・2013を通してちかしい人との関係構築をうまくできなかったこと。


・あなたが2013年ハマったもの(こと)を教えてください。

 2012・2013通じてBL短歌。


・あなたにとって2013年はどんな年でしたか?

 2012・2013年は今まで知らなかった世界で、自分でも知らなかった自分の姿で過ごす時間が多く、ほんとうに不思議な二年間でした。
 今はまだ、うまくやれなかったという挫折感のほうが強くて総括もできないんですが、いつか自分の糧にしていけたらと思います……


・2013年にやり残してしまったなあということはありますか?

 引越し


・2013年の目標を教えてください。

 2012 穏やかに暮らす
 2013 穏やかに暮らしたい、などと思って守りに入った結果さんざんだったので、来年は攻勢に出ます。とりあえずあらゆるレベルで自分を取り戻す。 着物を着られるようになりたい。


・2014年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)

 この二年間、ガラス一枚隔てて世の中を見ていたような感じだったので、流行がよくわかっていない……。