『城崎にて?』のこと

 そういえば6月の2OL Partyのこととかまったく告知してなかった……申し訳ありません……!
 またしても冬青さまに居候させていただいて〈上司同量〉席で参加(参列?)してまいりました。スタッフさんたちがホスピタリティに溢れていて、BGMとともに一般参加者様入場、祝電披露など遊び心がいっぱいのとっても楽しいイベントでした!
 何より「結婚式」がコンセプトの大人百合イベントで『Wedding Invitation』を頒布できたことがほんとうに嬉しかったです。遊びに来てくださったかた、改めましてありがとうございました。

 

 告知ぐらいまめにしておきたい、と切実に反省しつつ、お知らせです。
 文学フリマ京都の超豪華アフター・城崎温泉合宿が小説同人誌になりました!
 その名も『城崎にて?』。7月16日の第7回Text-Revolutionsにて発行、F-24【冬青】さまでお求めいただけます。
 短い滞在ながら蟹・温泉・浴衣・夜更かし・志賀直哉などなどくまなく堪能した、密度の濃いめちゃくちゃ楽しい旅行だったのですが、本のほうも負けず劣らず楽しそうな予感……ヴァーチャル城崎にアンドロイドが登場したり、湯けむりといえば殺人事件だったり、五十代の女たちのグループ旅行だったり、みなさまあざやかに城崎をフィクション化されていて、私も読むのがものすごく楽しみです!
 そんななか私は安定のなまものをお届けします……限りなくノンフィクションに近いフィクションです……。まあ今回は素材がいいし鮮度もバッチリなのでね! そのままの味をお楽しみください……。あ、中表紙には森村直也さん撮影の素敵なお写真を使わせていただいております、ありがとうございます。
 なお、初版分のみ特典として堺屋皆人さんによる別冊『城崎と文豪』がつくとのことです。もはや特典までゴージャス……
 みなさまぜひ手に入れて城崎温泉へ行こう! あと志賀直哉の「城の崎にて」を読もう!

 

 ちなみに『城崎にて?』は横長本を集めたマップ企画「横のつながり」に参加している横長本でもあります。
 テキレボのマップ企画はどれも個性的で面白そうなんですが、この企画もたいへん気になる……

 冬青さまにはほかにも、女の子と女の子が結婚する合同誌『Wedding Invitation』や、天使と人魚の恋を伝説にもつ街・アンジェリカを舞台に、歌をめぐって揺れうごく少女たちの物語『ワスレナウタ』など最高の百合本が揃っているので、ぜひ足を運んでいただきたいです。
 また『城崎と文豪』はI-08【S.Y.S.文学分室】さまにて、200円で単体でもお求めになれるようです。こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 私も、一般でちょっとだけでも遊びに行けたらな〜と思ってます!
 ……が、私は前日の15日、この夏最高レベルの酷暑のなか、全国的に最も暑くなるらしい東海地方・静岡のつま恋リゾートでap bank fesに参加予定でして……不急の用事でもない限り日中は外出を控えろという注意喚起が回っているなか10時間ほど野外にいる見込みでして……当日は相当ふらふらしていると思われますがお許しください……! 今から生きて帰って来られるのか不安で仕方ない……
 みなさまも熱中症にくれぐれもお気をつけて、よい休日をお過ごしください!
 

コミティア124&第26回 文学フリマ東京 ありがとうございました

 春のイベントに参加していると黄金週間などあってなきが如しなのですが、それでも隙間を見つけてなんとかホットカーペットを引き剥がし、セーターなど冬物衣類を洗濯して片付けた矢先にエッ冬ですか? と思うほど寒くなり、5月なのに……などという意地を張らず潔く暖房つけたりしていたんですが(だって風邪ひいてる暇ないし)、それもつかの間また夏日になったりするらしいですね……5月ってこんなだったっけ?! ちょっと気候がジェットコースターすぎない?!
 イベント後の燃えカスのような体にはきついです……みなさまいかがお過ごしでしょうか……。

 

 とはいえコミティアと文学フリマ東京の開催中はお天気に恵まれてほんとうによかったですね。お疲れさまでした!
 昨年に引きつづき(もうほんと春はダメなんですよね……事務員稼業のほうも繁忙期だったりするので)一文字も新しいものがないという申し訳なさすぎるラインナップだったにもかかわらず、両日ともにたくさんのかたにブースにお越しいただき、既刊の手元在庫がほぼ空になりました。ありがとうございました!

 

おしながきブースの様子

 

 今回手に入れた本はこちらです(コミティアぶんと文学フリマぶんをまとめています)。

 

『わたしとあなたのあわいのことのは』(藍間真珠)

『ワスレナウタ』(あずみ)

『任意の夜n』(いつか床子)

『金継ぎ 修復と蘇生のアンソロジー』(オカワダアキナ編)

『架空便』(オカワダアキナ・うさうらら)

『ガレット No.6』(ガレットワークス)
『しろい庭のむすめ 下』(孤伏澤つたゐ)

『きみ』(霜月みつか)

『対岸へ渡る』(平田有)

『たんたかたんか』(壬生キヨム編)
『遺伝子組み替えの花束』(森村直也)
『夢日記 2』(山中千瀬)
(順不同・敬称略)

 

 コミティアでは百合展も覗いてきたのですが、なんていうか、百合というジャンルの難しさを再確認しました。私の周囲の女友だちと話していると「女の子ふたりの物語はとても好きなのだが、いわゆる『ジャンル百合』には地雷も多くて……」という声をよく聞くのですが、その感覚を私も久々に思い出しました。
 社会人百合とかだいぶ盛り上がってるっぽかったのに、ぜんぜんスペースを見て回れなかったので次の機会にはがっつり本を漁りに行きたい……

 

 ぼんやりしていて完全に品切れになってしまった『ロータス』と、年明けの2刷も予想以上のペースで動いて既に残部僅少の『Wedding Invitation』については既に刷り増しの手配をしています。『姫君の匣』はあと架空ストアさんに預かっていただいているぶんだけになります、気になっているかたは早めにお求めいただけると確実かと思います。
 なお『Wedding Invitation』は冬青さま・痛覚それぞれのBOOTH通販もご利用いただけます。あの歌姫の三部作が文庫サイズに纏まった『ワスレナウタ』と一緒にお求めいただくなら冬青さま経由で……!
 痛覚のほうの取扱いは『Wedding Invitation』のみになります。BOOTH Festival期間中(5月11日〜13日)のご注文分には昨年秋の初回頒布時に配布していたペーパーを同封いたします。

 

 なんかもう書くことないんじゃないかな〜などと言いつつ遊び呆けていたのですが、4月ごろから水面下でいろいろ動き出しておりまして……共有結晶4号も発行予定だしな!!
 個人誌出す出す詐欺もいい加減にして新作を出さないといよいよ売るものがないので、そちらもかたちにしていきたいと思います。秋にはもろもろきちんとアナウンスできる状態までもっていけるように頑張りたい……見守っていただけると嬉しいです……。

コミティア124&第26回 文学フリマ東京 ブースNo.と販売物

 月イチで旅行したり、簿記3級を取ったり(現実逃避です……)、止まっていたことが動き出したりあたふたしているうちに5月です。毎年同じことを書いている……春は職場の繁忙期でもあるせいか、どうも振り回されちゃって、いい具合に乗り切れたためしがないな……「春はなんか優しくて残酷」って歌った吉井和哉はすごいな……


 昨年に引き続き今年も5日・6日と連続でイベント参加いたします。

 

COMITIA124

2018年5月5日(土) 11:00〜16:00
東京ビッグサイト 東4・5・6ホール
東5 い17a「痛覚+Wilhelmina」
イベントの詳細はこちらから

 

第26回文学フリマ東京

2017年5月6日(日) 11:00〜17:00
東京流通センター 第二展示場
(東京モノレール 流通センター駅 徒歩1分)
C-30「痛覚+Wilhelmina
イベントの詳細はこちらから

 

 当日の販売物は以下のとおりです。おしながきはこちらです。

 

『Wedding Invitation』 オンデマンド/レースカバー付文庫版/142頁 800円

 

Whilhelmina
『姫君の匣』 オフセット/文庫版/188頁 900円
 
痛覚
『ロータス』 オンデマンド/文庫版/420頁 1500円

 

 先に言い訳してしまいましたが、またしても新刊を……出せず……もう個人誌出したいとか言うのもやめたほうがいいのでは? という感じになってきました……ごめんなさい……作りたい気持ちはあるんです……!(必死)
 そんなわけで今回は既刊とお菓子を準備してお待ちしております。たぶんぼんやり座ってると思いますので、冷やかしてやってください……喜びます……。

 

 また、6日の文学フリマでは以下のご本にもおじゃましています。

 F-47では平田有さんの歌集『対岸へ渡る』と穂崎円さんの歌集『ヴァーチャル・リアリティー・ボックス』もお求めになれますよ〜!『対岸へ渡る』の栞文には私も書かせていただきました。

 

『萬解』 レトロ印刷/変型2色刷/60頁/600円
『共有結晶別冊 二次創作短歌非公式ガイドブック』 オフセット/A5/100頁 600円
『共有結晶 Vol.2』 オフセット/A5/164頁 800円
『共有結晶 Vol.3』 オフセット/A5/180頁 800円
『YAMINABE Vol.1』 オフセット/A5/48頁 300円
BL短歌合同誌実行委員会 F-47

 

『庫内灯 3』 オフセット/A5/146頁 1500円
庫内灯 F-48

 

 だいぶ腑抜けた状態で黄金週間を迎えてしまったのですが、ここからそうも言っていられない感じで〆切がちらついているので、イベントでエネルギーを充電してきたいと思っております。
 お会いできるのを楽しみにしております!

第2回文学フリマ京都 ありがとうございました

 最強の寒波襲来で、東京でも最低気温が氷点下の冬日が続いたり、流行警報が発令されるほどインフルエンザが猛威をふるったりしてたいへんな一月の終わりですが、いかがお過ごしでしょうか。
21日の第二回文学フリマ京都はお天気も崩れず、穏やかな中での開催でほんとうに良かったですよね。ご参加のみなさま、お疲れさまでした!
 迷っているうちに気がついたら受付期間が過ぎていてブースを申し込みそこねてしまったのですが、いつもお世話になりっぱなしの冬青さまが本ごと拾ってくださるということで、あずみさんにくっついて私も行ってまいりました。一階の、確か第一回とは別のホールだったのかな? みやこメッセはアクセスもいいし、通りすがりのひとがふらっと入りやすい雰囲気ですごくいいなと思います。
 フードの出店もよかったです、クロワッサンたい焼きも珈琲専門店トゥールビヨンさん(この店名につられて注文せずにおれなかった)のおしるこオレもおいしかった。
 イベント後の予定の関係で14時には撤収してしまい、実質3時間ぐらいしか会場にいられずだいぶあわただしかったのですが、嬉しいことに多くのかたにお立ち寄りいただき、『Wedding Invitation』をお手にとっていただけて……お手伝いしていてもほんとうに楽しかったです。ありがとうございました!
 お買い物も、ちょっと少なめですが欲しかった本が買えたので満足です!

 

『常世辺に帰す』(孤伏澤つたゐ)
『少女の構造計算書』(灰野蜜)
『ベビーフェイス(上)』(壬生キヨム)
『明晰夢のサウンドトラック』(村野真朱)
(順不同・敬称略)

 

 前日は南禅寺で湯豆腐、アフターは城崎温泉の志賀直哉ゆかりのお宿で豪華蟹づくし(!!)とおいしいものをたらふく食べ、がっつり観光もして、2018年始まったばっかりなのにスタートダッシュでこんなにいい思いしていいんだろうか……というくらい、最高に楽しいイベント遠征でした……いや〜ほんと楽しいな文フリ京都! 来年はちゃんと自分でブースを取って参加しよう……。
 アフターの温泉では、ミステリ・SF・長編ファンタジーと多彩なジャンルの書き手さんたちに混ぜていただき、お知り合いになれて嬉しかったです。みなさんとても優しく気さくで、素晴らしい思い出になりました! 二泊三日ご一緒させていただいたあずみさんも……新幹線でも哲学の道を歩いているあいだも喋りっぱなしで……小説のこととか推しのこととか尽きなくてつい……。 ほんとうにありがとうございました!

 

『Wedding Invitation』は次は2月のコミティア123でお求めいただけるかと思います。か-13b【冬青】さまです。通販も冬青さま痛覚それぞれの窓口で受付中ですので、ご都合に合わせてご利用くださいませ。
 痛覚の今後のイベント参加は、ブースが取れれば5月のコミティア・文学フリマ東京を予定しています。個人誌を……出したい……です……(そろそろ出す出す詐欺になりつつある)。

 

 楽しすぎた京都の余韻も抜けないうちに、また関西に行ってきます。USJからの宝塚大劇場・花組「ポーの一族」観劇という夢の2日間だよ……震える……!
 そしてそのあと息つくまもなくLUNA SEAのツアーが始まるという……いいのかこんなに楽しいこと目白押しで……。作文も頑張ります……!

第25回文学フリマ東京 ありがとうございました

 あっという間に12月になってしまいました。文学フリマ東京、お疲れさまでした!
 朝は土砂降りでしたが午後にはお天気も回復し、新刊『Wedding Invitation』もおかげさまでたくさんのかたに手にとっていただけました。遊びに来てくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます!
 その場で売り子を頼まれてくれたういのさんにもとても感謝しています……助かりました……!

 

ポスター

 

卓上のようす

 

 入手した本はこちら。

 

『青ではじまる』(雨宮真由)
『俺にとっての/絹子さん』(雨宮真由)
『陰の薄いあのコの影になれたら』(郁菱万)
『花を捧ぐ』(磯崎愛)
『かみばん べんぜんかん』(うさうらら編)
『海柘榴』(花うさぎ)
『Solid Situation Poems』(稀人舎)
『万年詩』(そらしといろ)
『針葉樹林の怪獣』(沙世子)
『ヴァーチャル・リアリティー・ボックス』(穂崎円)
『見えない聞こえない曲がりにくい』(わたりさえこ/津和野ヒトリ)
(順不同・敬称略)

 

 お隣のブースだった「万妖衆」さんは発行物(印刷屋さんで印刷された、わりと薄くない本)を気前よくすべて無料配布しておられ、私も一冊頂いてしまいました。それが『陰の薄いあのコの影になれたら』です。


 イベント後はコミティアに参加されていたあずみさんと合流し、表参道のレストランで打ち上げしました。何から何まで楽しい一日だった……
『Wedding Invitation』の次回の頒布は年明け、文学フリマ京都を予定しています。【冬青】さまのブースです。ちゃっかりついて行くことにしたので私もそのへんにいると思います(笑)
 また、冬青さまのBOOTHで通販も受付中です。『消滅可能性私達』も合わせてお求めになれるので、なかなかイベントに足を運ぶのが難しい……というかたはぜひご利用いただければと思います。年内は15日でいったん窓口が閉まるとのことです。
(痛覚もBOOTHを準備中なのでオープンしたらお知らせいたします、少々お待ちくださいませ)

 

『Wedding Invitation』をつくって、私の関心はやはり「女のひとが、女のひとと生きてゆくこと」にあり、書きたいこともそれなのだなあ、とあらためて思いました。なんだろう、私自身に多少アセクシャル寄りなところがあり、性愛全般への指向が弱いせいか「同性愛もの」とも言い切れなくて、「友愛で結ばれること」と言ったほうが正確なのかも知れないのだけれど、「友愛」ならば性別はそれこそなんでもよいわけで、しかし実際にお話をつくって作文するとなると女のひとを書きたくなり、書いてしまいます。
 今回の合同誌でも、私が書いた話は「女の子と女の子が」というよりは「友だちどうし」、恋愛というよりは友愛に近い絆のふたりが結婚するとしたら……というほうに重心がかかっていると思いますが、じゃあ女の子でなくても成立する話なのか、と問われるとやはり、うーん……という感じです。

 

 さらっと書きましたが「私はアセクシャル(の傾向がある)」ということは二十歳ぐらいのころから気づいていたにもかかわらず、最近ようやく親しいひとに「アセクシャル」という言葉を使って話せるようになり(そして「えっ知ってたけど……」と言われる……)こうして文字にして書くのは初めてではないかと思います。
 もっとはやくこのあたりのことを受け容れられていたら、人生がまた違ったのだろうか、などとつい思ってしまうのだけれど、こういうときにいつも戻ってしまう分岐点に現在進行形で立っていた、その当時にはできなかったことで、だからこそ現在があるのですよね。わかってはいる。
 わかっているけれど、二十歳の私に「アセクシャル」という概念を教えてくれたひとには、あまりにも聞く耳を持てなかったことを謝りたい、とずっと思っています。ほんとうに申し訳なく思う。

 

 ……などと言いつつ、次に作る個人誌は男のひとの話が多めかも知れません。いやそんなことないか? 女の子も出てくるかな? 『ロータス』にも名前だけ登場していたCanaanというヴィジュアル系バンドに纏わる短篇集を予定しています。
 これをまとめ終わるとほんとうに現時点の自分の決算が終わって、まっさらになるはずなので、頑張りたい。

第25回文学フリマ東京 ブースNo.と販売物

 というわけで(前記事をご参照ください)、文学フリマ東京に出店いたします。

 

2017年11月23日(木祝) 11:00〜17:00
東京流通センター 第二展示場
(東京モノレール 流通センター駅 徒歩1分)
B-57「痛覚+Wilhelmina」
イベントの詳細はこちらから。


 当日の販売物は以下のとおりです。おしながきもございます。

 

『Wedding Invitation』 オンデマンド/レースカバー付文庫版/142頁 800円
 
Whilhelmina
『姫君の匣』 オフセット/文庫版/188頁 900円
 
痛覚
『ロータス』 オンデマンド/文庫版/420頁 900円

 

冬青さま委託
『消滅可能性私達』 オンデマンド/文庫版/68頁 300円

 

 全体的に「女の子」感の強いラインナップでお送りします。
 個性的な姫君たちが活躍する『姫君の匣』もおかげさまで順調に在庫が減ってきております。強い・かっこいい女の子が好き! 見たい! というかたにはこちらがおすすめ。
 あずみさんの『消滅可能性私達』は、百合詞華集『きみとダンスを』にご寄稿いただいた表題作をはじめ、「居場所」への愛着や嫌悪、違和感などが入り混じって切実な短篇集です。今回の新刊とあわせて読んでいただきたい一冊です。
 なお『ロータス』はコミティアで冬青さまに委託していただいてます! いつもありがとうございます……

 

 また、『Wedding Invitation』をお買い上げくださったかたに、大阪でお配りしたあずみさんと私のお手紙ペーパーを先着でお付けいたします。
 ペーパー以上小冊子未満の無料配布も予定しています。『Wedding Invitation』に書いた話のスピンオフというか、作中にチラッと名前が出てくるひとたちの短い何かです。話じたいは完全に独立しているので、無料配布だけでも遠慮なく貰ってやってください。

 

 そのほか、こちらにも書かせていただいています。

 

『萬解』 レトロ印刷/変型2色刷/60頁/600円
『共有結晶別冊 二次創作短歌非公式ガイドブック』 オフセット/A5/100頁 600円
『共有結晶 Vol.2』 オフセット/A5/164頁 800円
『共有結晶 Vol.3』 オフセット/A5/180頁 800円
『YAMINABE Vol.1』 オフセット/A5/48頁 300円
BL短歌合同誌実行委員会 G-11

 

『庫内灯 3』 オフセット/A5/146頁 1500円
庫内灯 G-12


『萬解』は短詩の「読み」をテーマにした共有結晶の新刊です!
 俳句百合読み鑑賞バトルに提出した「人形のだれにも抱かれ草の花(大木あまり)」「戯れの遺書は螢のことばかり(小泉八重子)」の鑑賞文の再録のほか、まえがきを書かせていただきました。そうそう、あずみさんも短歌の鑑賞文を書いてくださってますよ〜!
 レトロ印刷さんの変型サイズ・2色刷りです。めちゃめちゃかっこいい本に仕上がっているはずなので私も早く実物を見たい……!
『庫内灯 3』はテーマが「越境」とのことで、「天使魚もいさかひすなりさびしくて(水原秋桜子)」のGL読み鑑賞文を書かせていただきました。こちらも海外舞台俳句があったりエッセイが充実している気配だったりでものすごく楽しみです!

 

 春先からいろいろぽつぽつ書いていたものたちが、このイベントでいっきに紙媒体に載るのでちょっと達成感があります。意識したわけではないんですが、今年は書いているものが総じて女の子で百合なのも個人的にはとても嬉しい(笑)

 

 予報だとお天気がちょっと微妙な感じですが、冷え込みはそこまでではない……といいな……。
 もろもろ取り揃えてお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

『Wedding Invitation』のこと

 まだ一応11月だというのに真冬の寒さでつらい……20年もので稼動がヤバいエアコンをだましだまし動かして、なんとか暖を取りつつこれを書いています。大家さんに相談したらたいそう同情されて新品に替えてもらえることになったので、週末にはぬくぬくしながらイベントの余韻に浸れると思うのですが。

 しかしその前にイベントだ!

 

 まずは新刊についてのお知らせです。
 文学フリマ大阪、そして福岡のCollage Event Adeの折本フェア(とネットプリント)で配布したお手紙ペーパーでお知らせしていた、あずみさんとの合同誌『Wedding Invitation』を発行します!
 コンセプトは「女の子と女の子が結婚する世界」です。

 


 シェアメイトどうしで結婚する「ついの棲みか」(柳川麻衣)と腐女子ふたりが結婚する「風船と鍵穴」(あずみ)、社会人百合の二本立てでお送りします。本文のサンプルはこちらから。
 あずみさんが腐女子百合を書いてくださったのがほんとうに嬉しくて……!「腐女子」はそれ自体がひとつのセクシュアリティのような部分があるし、腐女子どうしの関係はときとして「推しCP」たちのそれと同じくらい濃密で複雑だよなあ……とずっと思っているのですが、その説明しがたい感情の交流をあずみさんがていねいに掬いあげて美味しく仕上げてくださっています。このお話を本というかたちにして手渡せることが最高に幸せ……
 私のほうは淡々とした話なんですが、地味に初めて書けたことが結構ある気がしています。性欲に関することとか、たぶん今まででいちばん素直に書いています(『ロータス』まではかなり虚勢を張っていました)。
 ブックデザインもあずみさんとお話しつつ、レースカバーに挑戦したり表紙にファンタスゴールドを使ったり、やりたい放題して楽しかったです。自分では思いつかないアイディアが多くて、とても勉強になりました……!

 とにかく楽しくつくったので少しでも楽しんでいただけたら、と思います。

 

 11月23日の第25回文学フリマ東京とコミティア122で同時に頒布開始いたします。
 コミティアの頒布ブースはW33a【冬青】さまです。あずみさんがいらっしゃいます。
 文学フリマはB-57【痛覚+Wilhelmina】で私が担当します。
 長くなったので当日の販売物については記事をわけて明日また……よろしくお願いいたします〜!

第5回文学フリマ大阪 ありがとうございました

 なんとなく半袖でも過ごせるくらいからいっきに十二月並みまで気温が下がって冬になり、一週間ぐらい雨がつづいてとどめに超大型台風……みなさま無事にお過ごしでしょうか。東京は台風一過で久々に気持ちよく晴れていますが、日曜日の夜には私の住んでいる地域に避難準備警報が出たりして戦々恐々でした。幸い何事もなく月曜の朝を迎え、とくに自宅待機なども命じられず出勤もまったくいつもどおりで……なんのための台風……いやありがたいことなんですが……

 

 そういえば文学フリマ大阪も天候が心配な三連休でしたが、蓋をあけてみればイベント当日は台風一過の晴天でほんとうによかったですね、としれっとひと月以上前の話をする。お、お疲れさまでした!
 私は日帰りだったのですが、まさかの当日の朝、乗るつもりでいた新幹線の発車時刻10分前に目が覚めるという大失態をやらかしまして……思いっきり遅刻してしまい……。もうほんとうにご迷惑をおかけしました、申し訳ありませんでした……。
 そんなこんなでいつも以上にワーワーしていたらあっという間に終わってしまった一日でしたが、普段なかなかお会いできないかたともお話できてとても楽しかったです。ありがとうございました!

 

第5回文フリ大阪ブース

 

 なお、天使アンソロジー『el』がこのイベントで完売しました。
 寄稿してくださったあずみさんの目の前で最後の一冊を送り出せてちょっと達成感がありました。冬青さんのほうでも、お邪魔させてもらった『THERE'S A VISION』が頒布終了になって感慨深かった……。
 お手にとってくださったかたに少しでも楽しんでいただければ幸いです。

 

 お買い物メモ。

 

『静寂のための』(旭ミコ)
『追奏リリカ』(あずみ)
『禿』(孤伏澤つたゐ)
『しろい庭のむすめ 中』(孤伏澤つたゐ)
『eye』(瀬戸夏子)
『同志社短歌四号』(同志社大学短歌会)
『ノスタルジア』(実駒)
『権謀術数−おとしまえ−』(壬生キヨム)

(順不同・敬称略)


 お隣の冬青さんと合同でお配りしたお手紙ペーパーが当ブースの目玉でした。
 このペーパー、あずみさんが企画してくださって、仕様などはざっくり申し合わせていたものの、文面についてはほとんど打ち合わせなしでそれぞれ作成、私たちもイベント当日はじめてお互いのお手紙を読んだのですが……あずみさんのお手紙が往信、私の手紙が返信の往復書簡になっていてびっくりしました……。すごい、私たち!(笑)
 あずみさんは私がワーワー言うのをやさしく聞いてくださるので、つい恥ずかしいくらいにいつもいろいろ打ち明けてしまって、今回もそんな感じで思いの丈をぶつけてしまったんですけれども、あずみさんからいただいたお手紙もすごく愛にあふれていて……こんなラブレターの応酬におつきあいくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます。
 このお手紙の内容は後日また何らかのかたちで公開できると思いますので、大阪まで来られなかったかたも、来てたけどもらい損ねたかたも動向をチェックしていていただけると……!

 

お手紙

 

 そしてお手紙で告知していたとおり「女の子と女の子が結婚する世界」というコンセプトで11月23日にあずみさんと二人誌を発行します。COMITIA122・第25回文学フリマ東京の二会場での同時頒布です。
 タイトルやスペックなど詳細はおいおいお知らせしてゆきます。現在まだつくっている最中ですが、あずみさんのお話はほんとうにみんなに読んでもらいたいし、私もかなり頑張って書いたのでよろしくお願いいたします。はやく本のかたちでこの世に存在させたい……!

 

 BUCK-TICK30周年の野外ライヴがあったり、推しの誕生日を祝って平日の昼間からアマン東京でブラックアフタヌーンティーしたりもしてましたが、そんなわけで大阪から帰ってきてからは概ね作文していて、気がついたら10月も終わろうとしています……どういうことなの……

第5回文学フリマ大阪 ブースNo.と販売物

 イベントのお知らせをしようと思ってこういうブログの告知記事とか昔はよく作っていたインフォメーションペーパーとかを見返すと、近況報告的な雑談でほぼ毎回RYUICHIか河村隆一の話をしていてエッ私ちょっとRKのこと好きすぎでは……? と自分でも引くんですが、最近も概ねそんな感じというか、河村隆一さん(と葉山くん)のために平日に広島遠征したり、20年間ふつうに好きだったINORANに突如気がくるって経済的にも時間的にも一切余裕がないのに高速バスで長野まで往復したり、LUNA SEAに対して過去最高レベルに強火なうちに2017年も9月の半ばです。

 第5回文学フリマ大阪に出ます! 第1回に参加して以来4年ぶりの大阪です、よろしくお願いします!

 

2017年9月18日(月祝) 11:00〜17:00

堺市産業振興センター イベントホール

(地下鉄御堂筋線 なかもず駅・南海高野線 中百舌鳥駅 徒歩3分)

A-4「痛覚+Wilhelmina」

イベントの詳細はこちらから。

 

 当日の販売物は以下のとおりです。おしながきもどうぞ。

 

Whilhelmina

『姫君の匣』 オフセット/文庫版/188頁 900円

『el』 オフセット/文庫版/140頁 600円

 

痛覚

『ロータス』 オンデマンド/文庫版/420頁 1500円

 

 天使アンソロジー『el』は残部僅少です。

 すごくかっこいい天使たちがいます!  なくならないうちにぜひ!

 

 また、共有結晶の本誌およびメンバーの発行物を委託します。

 5月発行の最新刊『二次創作短歌 非公式ガイドブック』もお預かりしますので、まだお持ちでないかたはこの機会に現物をお手にとってください〜!

 『乱歩タイポ』以外の既刊には私もおじゃましております、短歌を小説に解凍したりお手紙書いたり4コマ漫画の原作したりやりたい放題です。

 

『共有結晶別冊 二次創作短歌非公式ガイドブック』 オフセット/A5/100頁 600円

『共有結晶 Vol.2』 オフセット/A5/164頁 800円

『共有結晶 Vol.3』 オフセット/A5/180頁 800円

『YAMINABE Vol.1』 オフセット/A5/48頁 300円

『乱歩タイポ』 300円

 

 あるかも〜と毎回カタログに書いてしまいつつ(未来の自分への期待を捨てきれない)またも新刊を持ってゆけず……申し訳ありません……。個人誌の新作は年内はちょっと厳しいかもしれない……

 

 新刊はないのですが、大阪限定で特別なフライヤーを配布いたします。

 おとなりのA-3【冬青】さまで配布されるフライヤーと対になっている仕掛けなので、ぜひ合わせてお持ちいただければと思います。

 個人的にははじめてフライヤーを印刷屋さんにお願いしたのでとてもドキドキしている……でもしまやさんだからきっときれいに仕上げてくださっているに違いない……いつもご迷惑おかけします、ほんとうにありがとうございます……。

 遊び呆けていたらあっというまに秋になりつつあって震えていますが、夏のあいだもちょこちょこ作文はしていたはずなので、これから徐々にかたちになっていくと思いたい。秋から冬に向けて動いている幾つかの企画のうちの、かなり大きなひとつのお知らせをこのフライヤーに仕込んでいますので、どうかお見逃しなく。

 

 あと、ツイッターで遊んでいただいて楽しかった「あなたをイメージして小説の書き出し」を字スケブでやりたいな〜などと思っております、ので、書かせてやってもいいよ! というかたはお声がけください。

 好きなものとか、単語三つぐらいいただけたらそれを元に私が好き勝手に妄想します。推しキャラを教えていただければ夢小説仕様にもいたします(笑)

 

 台風の影響だけとても心配なのですが……うまいこと逸れたりとかしてあんまり荒れないでくれたらいいなあ。私、比較的晴れ女なのでなんとかなるといい……頑張ります……!

コミティア120&第24回 文学フリマ東京 ありがとうございました

 コミティア&文学フリマ東京の春のイベント二連戦、お疲れさまでした!
 新刊どころかペーパーすら用意できなかったにもかかわらず、ブースまで足を運んでくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます。
 おかげさまでビートルズトリビュート本『I Say Hello』は在庫がゼロになりましたので頒布終了とさせていただきます。また、天使アンソロジー『el』も残部がかなり僅少のため、今後はイベント売り、もしくは自家通販でお求めいただければと思います。

 

当日のブース1 当日のブース2

 

 初お披露目の『ロータス』新装版も予想以上にお手にとっていただけて嬉しかったです。さすがにもう行き渡るところには行き渡ったのでは……という思いや、旧版よりだいぶ頒価が上がってしまった心苦しさもあってちょっと不安だったのですが、まだ必要としてくださるかたがいらっしゃって、もう少し飛距離を伸ばせるのかな、とホッとしました。
 時間がかかってしまって申し訳ないのですが『ロータス』は今まで以上に手軽にアクセスできるように窓口を整備したいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 今回のお買い物は以下です(コミティアぶんと文学フリマぶんをまとめました)。

 

『「海へ行こう」と君が言う』(市井一佳)
『そらごと申す大納言』(唐橋史)
『魚たちのH2O』(孤伏澤つたゐ)
『dress』(霜月みつか)
『DYKES ON BIKES』(Miu Kayama)
『二人になるまで一人旅』(そらし といろ)
『稀人社通信 改』(稀人社)
『小禽豆本』(海猫風信社)
『少年電氣街通信』(海猫風信社)
『aneimo』(隙間社)
『バナナブレッドの午後 1970-80's少女マンガ逍遥』(SCOPEBOY BOOKS)

(順不同・敬称略)

 

 このほか、cielisteさんのはまむしーる、夜間飛行惑星さんの紙ものセットなどかわいいグッズを買ったり、共有結晶別冊『二次創作短歌非公式ガイドブック』刊行記念で行われた二次創作短詩ポスカラリーのカードを集めたり、欲しかったものはおおむね手に入れてホクホクです。
 普段はなかなかお会いできないかたともお話できたし、打ち上げも楽しかったです! 海外スラッシュのテンプレめちゃくちゃ面白かった……ジャンルがジャンルなのでここには具体的なことを何ひとつ書けないけど……。
次回は9月の文学フリマ大阪に出ます。抽選と聞いてヒヤヒヤしたのですが、ありがたいことにブースを頂けたので……今度こそ何か新しいものを用意して臨みたいです……!

 

 ちなみに京都から戻ってから何をしていたかというと、宝塚歌劇団花組の「雪華抄/金色の砂漠」を観劇し、衝動的にチケットを取った河村隆一さんと葉山くんの「人間失格」をフィーチャーしたライヴに会社をサボって駆けつけ、念願だった河村隆一さんのNo,Mic One Speaker チャーチツアーに行き、そんなこんなで魂が幻想のアラブへさまよいでたり天上へ召されそうになったりであまり現世に留まっておりませんでした。要するに遊んでいたんですけれども。ほんとうに申し訳ありません……!
 加えて5月の連休が終わってからやるつもりだった部屋探しをうっかり前倒しで始めてしまい、4月は不動産屋さん通いに費やし、4月末になんとか決まって目下引っ越しの準備に追われています。
 物理的には大した作業もなく楽勝なはずなんですが、2年前に実家に退避してきたときも、さらにその前に二人暮らしが破綻して無理やりひとり暮らしを再開したときも、今よりずっと切羽詰まっていたせいか身辺がまったく片付いておらず、とにかく段ボールに詰め込んでそのままにしていた記憶と記録の蓋をようやく開けて、あらためて向き合って整理する……というような状況でなかなか心が休まりません……。
 ともあれ5月中には完全に移って新生活をスタートさせる気持ちです。はやく別居していた小説や音楽と再会したい……そして今度こそ狭くても快適な作文環境を構築する……!